【カメラ比較】｢Redmi 12 5G｣と｢Redmi Note 9S｣【夜は12が明るく、昼は9Sが鮮やか】

「Redmi」(レドミ)シリーズは、「Xiaomi」(シャオミ)の格安スマートフォンブランドです。
先日その中の一つである「Redmi 12 5G」を購入した自分。

「Xiaomi」が日本で初めてスマホを発売した時期は2020年6月。
その際のスマホは「Redmi Note 9S」でしたね。

ということで、今回は「Redmi 12 5G」と「Redmi Note 9S」のカメラ比較をしていきます。

アキラ

昼は鮮やかな「Redmi Note 9S」の方が、夜は明るい「Redmi 12 5G」の方がキレイ。

｢12 5G｣と｢Note 9S｣の写真比較

「Redmi 12 5G」の発売は2023年10月。
一方「Redmi Note 9S」の発売は、冒頭で紹介したように2020年6月です。
その差は約3年半ですね。

「Redmi」シリーズには、このように「Note」と付いていたり付いていなかったり。
前モデルや次モデルがわかりにくく、比較対象としても微妙かもしれません。

しかし同じ「Redmi」シリーズ。

ということで「Redmi 12 5G」と「Redmi Note 9S」の双方で、昼景・夜景・室内など、いくつか写真を撮影してみました。

どの写真も左が「Redmi 12 5G」、右が「Redmi Note 9S」となっています。

※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。
※カメラの設定はデフォルトです。

昼景：｢9S｣の方が鮮やか

まずは昼間の風景。
自宅近所の公園です。

中央部分のズームがこんな感じです。
どちらとも最大倍率の10倍で撮影しました。

別の場所で近づいて花を撮ってみるとこんな感じ。

まず風景を見てみると、「Redmi Note 9S」の方が明るい感じ。
「Redmi 12 5G」は暗めというより、濃い感じですね。

花の写真では「Redmi 12 5G」では少し白すぎる感じ。
「Redmi Note 9S」の方が鮮やかですね。

最大ズームはどちらも微妙。
ですが「Redmi 12 5G」の方が、まだ見える方でしょうか。

夜景：｢12｣の方が明るい

続いて夜間の風景。

昼景のときと同じく、それぞれの最大倍率10倍で木の幹を撮影してみるとこんな感じ。

それぞれ「夜景モード」もあります(以下、上記の写真を「通常モード」とします)。
共に手動で切り替える(「夜景」を選択する)ことで夜景写真をさらにキレイに撮ることができますね。

「夜景モード」で同じように撮ってみるとこんな感じ。

夜景モードでそれぞれの最大倍率10倍で木の幹を撮影してみるとこんな感じ。

全体的に「Redmi 12 5G」の方が明るい感じがします。
特に夜景モードでは、結構暗いはずなのに空の明るさもわかるレベルですからね。
むしろ明るすぎるかもしれません。

そう言った意味では「Redmi Note 9S」の方がキレイに感じるかもしれませんね。
ただ「Redmi Note 9S」の場合は結構黄色っぽい感じ。
HDRが効きすぎているのかもしれません。

室内：同じ感じ

場所変わって、今度は室内の写真。

ピントはサメのぬいぐるみの頭に合わせてあります。

こちらは共に似たような感じでしょうか。
昼景や夜景ほどはっきりとした違いがありませんね。
ですが傾向は昼景と同じく、「Redmi 12 5G」の方が濃く、「Redmi Note 9S」の方が明るい感じでしょうか。

ほぼ同じ性能だが、12は2眼で9Sは4眼

「Redmi 12 5G」と「Redmi Note 9S」のカメラスペックを比較すると次の通り。

Redmi 12 5G (アウトカメラ)
・約5,000万画素(メイン)
　　f/1.8絞り値
・約200万画素(深度)
　　f/2.4絞り値

Redmi Note 9S (アウトカメラ)
・約4,800万画素(メイン)
・約800万画素(超広角)
・約500万画素(マクロ)
・約200万画素(深度)

メインレンズの画素数だけに絞ると、ほぼ同じ性能ですね。
ただ「Redmi Note 9S」は、超広角・マクロと、レンズ数が多め。

そもそものところ、「Redmi 12 5G」は「ローエンド」(低性能)に分類されるスマホ。
対して「Redmi Note 9S」は当時では「ミドルレンジ」(中性能)に当たるスマホです。

このように性能ランクが違いますね。
しかし実際に撮ってみると、それぞれ一長一短のような感じ。
約3年半の差がありますので、「ローエンド」は性能向上で「ミドルレンジ」に近くなり、しかしあくまで「ローエンド」であるため「ミドルレンジ」の方がまだカメラ性能が良いと言った印象でしょうか。

ちなみにそれぞれのフロントカメラ性能は次の通り。

Redmi 12 5G (フロントカメラ)
・約500万画素

Redmi Note 9S (フロントカメラ)
・約1,600万画素

こちらは「Redmi Note 9S」が「Redmi 12 5G」の約3倍の画素数。
今回はフロントカメラでの撮影はしていませんが、性能が全然違いますのでフロントカメラの場合は「Redmi Note 9S」の方がキレイと思われますね。

【参考】通常モードと夜景モード

これは「Redmi 12 5G」と「Redmi Note 9S」の比較ではありませんが、せっかくなので並べて比較してみます。

先程も紹介した「通常モード」と「夜景モード」での違いですね。
上記ではわかりにくいと思いますので。
※ズーム写真は省きます。

左が「通常モード」、右が「夜景モード」です。

まずは「Redmi 12 5G」の場合。

こちらが「Redmi Note 9S」の場合。

「Redmi 12 5G」の場合は、明るさ差が全然違いますね。
夜景モードでは明るさが段違いのため見やすい印象。
「Redmi Note 9S」も夜景モードの方がやはり見やすいですね・
電灯光源の白飛びがありませんから。

カメラ比較・まとめ

今回は「Redmi 12 5G」と「Redmi Note 9S」のカメラ比較をしました。

昼は「Redmi Note 9S」の方が鮮やかでキレイな印象。
反対に夜は「Redmi 12 5G」の方が明るくキレイな印象でしたね。
一長一短のような感じです。

実際のカメラレンズ性能はほぼ同じですが、そもそもの性能グレードが「ローエンド」(Redmi 12 5G/低性能)と「ミドルレンジ」(Redmi Note 9S/中性能)の違いがあります。
約3年半による技術の進歩で違いが無くなりつつありますが、依然として「ミドルレンジ」の「Redmi Note 9S」の方がキレイな部分があったりしますね。