｢iPad Pro 11インチ(第2世代)｣を｢iPadOS 16｣にアップデート！さらにパソコン化！

2022年10月25日に「iPadOS 16」の配信が始まりましたね。
毎年iOSとほぼ同時期にアップデートされる「iPadOS」ですが、バージョン16は約1ヶ月遅れの登場となりました。

3ヶ月以上も遅れてしまいましたが、先日自分が持っている「iPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 16」にアップデートしましたので、今回はその変化をまとめます。

アキラ

アプリをウィンドウにできるようになり、さらにパソコン化！

アップデートは約35分

「iPadOS 16」のアップデート対象は次の通り。

約7年前(2015年9月)に発売された初代iPad Proも対象。
息が長いですね。

ということで、自分が持っている「iPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 16」にアップデートしました。
厳密には2023年1月31日現在配信されている「iPad 16.3」です。

アップデートするには約35分かかりましたね。
ダウンロード・アップデート準備に約25分、インストールに約10分です。

容量は2.95GB。
なかなかの容量です。

いつものように「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開いて開始。
なおこのときの「iPad Pro 11インチ(第2世代)」は「iPadOS 15.2」。
なのでアップデートは、「iPadOS 15.2」→「iPadOS 16.3」ですね。

iPadOS15→iPadOS16：さらにパソコン化！

「iPadOS 16」にアップデートしましたので、その変化をまとめますね。

ウィンドウ化の｢ステージマネージャ｣

「iPadOS 16」の目玉機能が「ステージマネージャ」。
このようにアプリをウィンドウ化できるようになりました！

アプリ中央上部の「・・・」を選択すると、ウィンドウのメニューが開けますね。

このように複数のアプリウィンドウを重ねることも可能。
最大4つまで同時起動できます。

▲メモとSafari起動中

「ステージマネージャ」を使うには、コントロールセンターの「ステージマネージャ」を有効にすればできますね。

「iPadOS 15」ではマルチタスキング機能が進化し、「Split View」・「Slide Over」がしやすくなりましたね。
「iPadOS 16」では、さらにマルチタスク化がしやすくなりました。
どちらかというと、パソコン化(Mac化)と言ったところでしょうか。

「ステージマネージャ」をオフにすれば、今までの「Split View」・「Slide Over」ももちろん使えますね。

▲iPadOS 16で「Slide Over」

ちなみに「iPadOS 16」で「ステージマネージャ」を利用できるiPadは次の通り。

「iPadOS 16」の新機能は、iPadの種類によって使える機能が変わってきます。
自分が持っている「iPad Pro 11インチ(第2世代)」は以降で紹介する内容も含めて全ての新機能が使えますね。

・・・1ヶ月程前にアップデートした「iPad(第5世代)」では、全く使えなかった機能です
(´・ω・`)

画像からの切り出しで編集が便利に

「iPadOS 16」の新機能は他にもあります。
それは画像の背景から被写体を切り出す機能。
「iOS 16」の新機能でもあります。

切り出したい対象物を長押しすると、このように自動的に対象物が選択されます。

例えば、これをコピーして「メモ」アプリに貼り付け。

簡単ですね。
切り出し精度も結構高め。
画像を切り出して編集したい場合はかなりラクになりますね。

ちなみに対応しているiPadは次の通りです。

カメラ・写真からテキストを認識

「iPadOS 16」の新機能はまだありますね。
カメラで写した映像や写真からテキストを認識してくれます。
テキストのコピー・翻訳・調べる・共有などが可能ですね。
実は「iPadOS 15」から対応していた機能ですが、その際は英語のみの認識でした。
「iPadOS 16」から日本語にも対応しましたね。
こちらも「iOS 16」の新機能でもあります。

機能を使うには「テキスト認識表示」がオンになっている必要がありますね。
「設定」→「一般」→「言語と地域」→「テキスト認識表示」

例えばカメラで写すとこのように「テキストマーク」が表れますのでそれを選択。

するとこのように文字のコピーなどができるようになります。

コピーしたあとは「メモ」アプリ等にペーストするとこんな感じですね。

既に撮った写真からも読み取り可能。
こちらも「テキストマーク」を選択すると、文字が認識されます。

あとはコピーしたいところなどを選択し、「メモ」アプリ等にペースト。

読み取り精度はかなり高めですね。

ちなみに対応しているiPadは次の通りです。
こちらも画像切り出しと同じモデルですね。

その他細かな機能

その他にも「iPadOS 16」の新機能はありますね。
例えば次の通り。

とはいえこれらはマイナーな機能のように感じますね。
自分としてはあまり使わない機能ですからね。

新たに登場したアプリもあります。
「天気」と「フリーボード」(16.2～)ですね。

▲天気アプリ

▲フリーボードアプリ

「Apple Pencil(第2世代)」を使っているならば、「フリーボード」は便利かもしれませんね。

ちなみにロック画面の日時のフォントも変わっています。

▲iPadOS 16

▲iPadOS 15

「iOS 16」では新たにロック画面の編集が可能になりましたね。
その影響からか「iPadOS」も日時フォントが統一されたようです。
ただ「iPadOS 16」では「iOS 16」のようにロック画面の編集はできませんね。

｢iPad Pro｣iPadOS 16・まとめ

今回は「iPad Pro 11インチ(第2世代)」を「iPadOS 16」にアップデートした変化をまとめました。

「iPadOS 16」はモデルごとに使える新機能が異なります。
「iPad Pro 11インチ(第2世代)」では「iPadOS 16」の新機能全てが使えますね。

「iPadOS 16」の目玉機能である、アプリをウィンドウ化できる「ステージマネージャ」。
さらにマルチタスクが使いやすくなり、パソコン化(Mac化)したように感じますね。

他にも画像から対象物を切り出せるようになったり、カメラや写真から日本語テキストを認識できるようになったりと、便利機能が増えましたね。

ちなみに「iPad Pro 11インチ(第2世代)」の動作感は「iPadOS 15」時代とあまり変わりません。
普通に問題なく使えますね。