「AQUOS」シリーズの中でも人気なモデルが性能と価格のバランスが取れた「sense」シリーズ。
その最新モデルの一つ「AQUOS sense7 plus」を先日買いました。
「AQUOS」には他にも人気モデルがあり、それが「wish」シリーズですね。
ということで、今回は「AQUOS sense7 plus」と「AQUOS wish2」の処理性能と本体サイズを比較をしていきます。
処理性能はほぼ同じだけど実際の使用感覚は全然違う。
サイズも全然違って「sense7 plus」の方が大きい。
ほぼ同じ速度のアプリ起動(CPU同じ)
「AQUOS sense7 plus」の発売は2022年10月。
一方「AQUOS wish2」の発売は2022年6月です(購入したドコモ版に準拠)。
以下の動画で、両者アプリ起動比較をしています。
比較したアプリは次の5種。
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
・X(旧Twitter)
わずかに「AQUOS sense7 plus」の方が速いように感じますが、アプリ起動速度はほぼ同じように見えますね。
それもそのはず。
主な性能スペックを比較すると次の通りです。
※詳しい性能の違いは最後に紹介。
両者全く同じCPUを搭載しています。
「AQUOS sense7 plus」の方がメモリ2GB分多いので、わずかな差はそれでしょう。
AnTuTu:45万点と43万点
性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」でそれぞれベンチマークテストをしてみると次の通り(V10.0.7-OB7)。
448,147
430,244
「AQUOS sense7 plus」では約45万点。
「AQUOS wish2」では約43万点。
わずかに差はあれど、ベンチマークテスト結果もほぼほぼ同じくらいですね。
でも感覚が違う、特にスクロール
とこのように、一見すると両者同じくらいの処理性能に見えますが、実際に使ってみるとその感覚が全然違います。
特にスクロール。
動画内では「X(Twitter)」の激しめのスクロールがわかりやすいでしょうか。
「AQUOS sense7 plus」のスクロールは超滑らか。
ヌルヌルです。
しかし「AQUOS wish2」のスクロールは一言で言えば「重い」。
引っ掛かりを感じやすいんですよね。
普通スクロールはサーっとできるはずなのですが、「AQUOS wish2」の場合はズルズルと言った感じです。
画面の動きが滑らかになるものに「リフレッシュレート」がありますが、それぞれ以下の違いがあります。
・120Hz (疑似的動作で240Hz)
・60Hz ※標準的
「AQUOS sense7 plus」の基本的なリフレッシュレートは「AQUOS wish2」の2倍。
そのため「AQUOS sense7 plus」のスクロールが超滑らかなわけです。
・・・ただ「AQUOS wish2」のスクロールの引っ掛かり感はリフレッシュレートだけでは説明が付かないようにも感じますね。
当ブログではさまざまなスマホのレビューをしていますが、「AQUOS wish2」のスクロールの引っ掛かり感は群を抜いています。
他のスマホと同じリフレッシュレートのはずなのに、やたら引っ掛かりを感じますからね。
「AQUOS」シリーズでは「sense」を中性能(ミドルレンジ)・「wish」を低性能(ローエンド)とし、明確に分けられています。
処理性能自体はほぼ同じであるものの、そのコンセプト差からか、このような実質的な違いがあるのでしょう。
圧倒的にサイズが大きい「sense7 plus」
さて本体サイズも比較してみますね。
「AQUOS sense7 plus」(左)と「AQUOS wish2」(右)のサイズを比べるとこのようになります。
全然サイズ感が違いますね。
「AQUOS sense7 plus」の方が「AQUOS wish2」よりも一回りくらい大きいでしょうか。
カメラレンズの存在感も全然違います。
「AQUOS sense7 plus」のカメラレンズはかなり目立ちますね。
その影響で、「AQUOS sense7 plus」で撮った写真はかなりキレイだったりします。
画面(前面)はこんな感じ。
画面サイズももちろん「AQUOS sense7 plus」の方が大きいですね。
厚さを比べてみるとこのような感じ。
「AQUOS sense7 plus」の方が薄めです。
ただカメラレンズが結構出っ張っていますので、実際には「AQUOS sense7 plus」の方が厚く感じるかもしれません。
それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。
いろいろな要素が全然違いますね。
処理性能&本体サイズ・まとめ
今回は「AQUOS sense7 plus」と「AQUOS wish2」の処理性能と本体サイズを比較しました。
同じCPUを搭載しているため処理性能はほぼ同じくらい。
しかし実際に使ってみると処理性能以上に快適さが違います。
特にスクロールが「AQUOS sense7 plus」は超滑らかでヌルヌル。
対して「AQUOS wish2」はズルズルとした重い感じです。
本体サイズは「AQUOS sense7 plus」の方が一回り程度大きめですね。
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参考:スペック比較
機種名 | AQUOS sense7 plus | AQUOS wish2 |
メーカー | SHARP | SHARP |
発売日 | 2022年10月7日 | 2022年6月24日 ※ワイモバイル:2022年6月23日 ※au・UQモバイル:2022年9月9日 |
OS | Android 12 | Android 12 |
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
メインカメラ | 約5,030万画素(標準) +約800万画素(広角) | 約1,300万画素 |
フロントカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 約5,050mAh | 約3,730mAh |
画面解像度 | 2,340×1,080(フルHD+) | 1,520×720(HD+) |
画面サイズ | 約6.4インチ(有機EL(IGZO OLED)) | 約5.7インチ(液晶) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約160㎜×約76㎜×約8.2㎜ | 約147㎜×約71㎜×約8.9㎜ |
重さ | 約172g | 約162g |
色 | ディープカッパー / シルバー / ブラック | ドコモ: ホワイト / チャコール / ブルー / コーラル au・UQモバイル・ワイモバイル: オリーブグリーン / アイボリー / チャコール |
ネットワーク | 4G・5G(sub6) ※ソフトバンク回線推奨 | 4G・5G(sub6) ※各キャリアでそれぞれの回線推奨 |
SIM | nanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応) | nanoSIM |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水防塵:対応(IP68) ※耐衝撃にも対応 microSD:対応(最大1TB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋、顔 ワンセグ・フルセグ:非対応 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水防塵耐衝撃:対応 microSD:対応(最大1TB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホン端子:あり 生体認証:指紋 ワンセグ・フルセグ:非対応 |
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