安いタブレットの代表格といえばAmazonの「Fire」シリーズですね。
最安で5,980円(税込)~と激安です。
そんな「Fire」タブレットの最上位モデル「Fire HD 10 Plus」が、発売してまだ1ヶ月なのにプライムデーで安売りセール!
思わず買ってしまいましたw
今回は「Fire HD 10 Plus」を開封&レビューします!
安定のコスパよし!最上位モデルだけあって、動作もサクサク!
目次
2021年5月発売の「Fire HD 10 Plus」
Amazonでは2021年6月21日~22日にプライム会員のためのセール「プライムデー」セールをしていましたね。
今回の記事の主役「Fire HD 10 Plus」の発売日は2021年5月26日。
約1ヶ月前に発売したばかりの新型です。
なんとこの「Fire HD 10 Plus」が最大7,000円オフ!
自分が買った32GBは12,980円(税込)でしたね。
※通常価格は18,980円(税込)。
Amazon、太っ腹!
また下位モデルの「Fire HD 10」もセール対象でしたね。
(違いは後で紹介します。)
内容物&本体デザイン紹介
ということで「Fire HD 10 Plus」を開封していきます。
内容物は次の通り。
・「Fire HD 10 Plus」本体
・電源アダプタ(9W)
・USBケーブル(Type-C)
・説明書
「Fire」シリーズのいつも通りの内容ですね。
本体のデザインはこのようになっています。
基本は横向き操作でしょう。
裏面はグレーになっていますね。
写真ではわかりにくいですが、中央にAmazonのマークが掘られています。
右側面にすべてのボタンがありますね。
(写真が若干ボケています m(_ _)m)
左側が下部、右側が上部。
上部から順にボリュームボタン・電源ボタン・マイク・USB(Type-C)端子・イヤホンジャックとなっています。
上側には2つのスピーカー、下側にはmicroSDスロットがありますね。
ちなみに初期設定は簡単。
大まかに流れを紹介すると次の通りです。
・言語設定
・アカウント設定
・本体アップデート(後ですることも可)
・使用方法紹介ムービー
(2分30秒程・スキップ不可)
アカウント設定は、はじめから設定されていますね。
(出荷時にアカウント設定しないように変更可能。設定時にも他のアカウントに変更可能。)
「Fire HD 8 Plus」と同じ「Fire OS 7」
「Fire」タブレットに搭載されているOSは「Fire OS」と呼ばれる独自OS。
しかしベースはスマホでおなじみの「Android」です。
「Fire HD 10 Plus」には「Fire OS 7」が搭載されていますね。
「Andorid 9」がベースとなっています。
「Android」をベースとしていますが、「Google Play」が利用できないことはご存じの方も多いでしょう。
基本的には「Amazonアプリストア」からアプリをダウンロードする仕組みとなっていますね。
ただ「Amazonアプリストア」は「Google Play」よりもアプリ数が少ないので使いにくかったりします。
非公式ながら「Google Play」を使うこともできますので後で紹介しますね。
ちなみに自分は半年以上前に8インチのFireタブレット「Fire HD 8 Plus」も購入済み。
こちらは2020年のプライムデーで思わず買ってしまったものですw
関連記事:【レビュー】スムーズな動作の「Fire HD 8 Plus」!初のワイヤレス充電対応!
「Fire HD 8 Plus」も「Fire HD 10 Plus」と同じOSのバージョン(Fire OS 7)でしたね。
使用前設定/名前変更&広告非表示
自分が買ったことがある「Fire」タブレットは、実はこの「Fire HD 10 Plus」で4台目。
毎回買ったときには使う前に2つの設定をしています。
1つ目はタブレット名の変更。
はじめは「~~さんの〇番目のFire」となっているため、何台も持っているとどの「Fire」タブレットかわかりません。
個人名も入っていますので、自分としては好きな名前ではありませんね。
なのですぐにタブレット名を変更しています。
「Fire HD 10 Plus」なら、「FireHD10Plus_11」(機種名と世代)としています。
変更は「設定」→「端末オプション」→「端末名を変更」でできますね。
2つ目は広告の非表示。
「Fire」タブレットは基本的にロック画面に広告が流れる仕組みになっています。
本体価格が安い理由かもしれませんね。
このロック画面の広告は非表示にすることができます。
方法は次の通り。
1.「設定」から「アプリと通知」を選択。
2.「Amazonアプリの設定」を選択。
3.「広告」を選択。
4.「ロック画面の広告」をオフ。
Amazonには申し訳ありませんが、個人的に好きではないので広告機能をオフにしています
( ̄▽ ̄;)
メモリ4GBの歴代最高モデルでサクサク
動作はサクサク!
「Fire HD 10 Plus」はシリーズ最高性能モデル。
スムーズに動きますね。
実際、「Silkブラウザ」アプリからのネット閲覧や「YouTube」アプリからの再生など、読み込みが速い。
「Fire HD 8 Plus」では読み込みが少し遅く感じた「Kindle」・「Prime Video」などのAmazonサービスも、サクサク動きましたね。
メモリ4GB効果もあるのでしょう。
さすがシリーズ最高位モデルですね。
性能の詳細は次の通り。
下位モデルの「Fire HD 10」と本記事で何度も登場している「Fire HD 8 Plus」も参考として載せますね。
機種名 | Fire HD 10 Plus(第11世代) | Fire HD 10(第11世代) | (参考)Fire HD 8 Plus(第10世代) |
OS | FireOS 7 (Android 9 ベース) | FireOS 7 (Android 9 ベース) | FireOS 7 (Android 9 ベース) |
CPU | オクタコア2.0GHz(MediaTek MT8183) | オクタコア2.0GHz(MediaTek MT8183) | クアッドコア2.0GHz(MediaTek MT8168) |
メモリ | 4GB | 3GB | 3GB |
ストレージ | 32GB / 64GB | 32GB / 64GB | 32GB / 64GB |
メインカメラ | 約500万画素 | 約500万画素 | 約200万画素 |
フロントカメラ | 約200万画素 | 約200万画素 | 約200万画素 |
バッテリー容量 | ※不明 | ※不明 | ※不明 |
画面解像度 | 1,920×1,200(224ppi) | 1,920×1,200(224ppi) | 1,280×800 |
画面サイズ | 10.1インチ(1080p フルHD) | 10.1インチ(1080p フルHD) | 8インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約166㎜×約247㎜×約9.2㎜ | 約166㎜×約247㎜×約9.2㎜ | 約137㎜×約202㎜×約9.7㎜ |
重さ | 約468g | 約465g | 約355g |
色 | スレート | ブラック / デニム / オリーブ | スレート |
その他 | microSD対応(最大1TB) USB Type-C ワイヤレス充電 対応 | microSD対応(最大1TB) USB Type-C | microSD対応(最大1TB) USB Type-C ワイヤレス充電 対応 |
価格(税込) | 32GB:18,980円 64GB:22,980円 | 32GB:税込15,980円 64GB:税込19,980円 | 32GB:税込11,980円 64GB:税込13,980円 |
「Fire HD 10 Plus」の性能はミドルスペック相当。
カタログスペック上では、こちらも自分が最近購入した「Chromebook Detachable CM3」に近いですね。
ただし「Chromebook Detachable CM3」は「Chrome OS」を搭載している「パソコン」なので一概に言えないでしょう。
関連記事:【パソコンにもなるAndroidタブレット】「Chromebook Detachable CM3」開封レビュー&Chrome OS初体験
ミドルスペックなので、3Dを駆使するような処理が重いゲームの動作には向きませんね。
しかし裏を返せば、処理が重たいゲーム以外では十分すぎる性能を持っています。
また表に赤文字で示したように、「Fire HD 10 Plus」と下位モデルの「Fire HD 10」の主な違いは、メモリとワイヤレス充電対応の有無ですね。
「Fire HD 10 Plus」のメモリは4GB・ワイヤレス充電対応、「Fire HD 10」のメモリは3GB・ワイヤレス充電には非対応となっています。
ちなみにAnkerから販売されている、Amazon認定の「Fire HD 10 Plus」の専用ワイヤレス充電スタンドもありますね。
ただし2021年7月1日現在は在庫切れ。
プライムデーのときも在庫切れでしたね。
エッセンシャルセットでノートPCに
「Fire HD 10 Plus」と「Fire HD 10」では、「Fire」シリーズ初の試みもありますね。
それが「エッセンシャルセット」と呼ばれるもの。
「エッセンシャルセット」はタブレット本体に、専用キーボードとMicrosoft 365 Personalの1年版がセットとなったもの。
Microsoft 365 Personalでは、Word・ExcelなどのOfficeアプリとクラウドストレージであるOneDrive(1TB)を利用できます。
ここまでくると、タブレットではなくて「ノートパソコン」ですね。
キーボード × Officeで、「Fire」タブレットでも簡単な書類ならラクラク作れそうです。
ちなみに値段は次の通りです(すべて税込)。
・Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット
ストレージ32GB:27,980円
ストレージ64GB:31,980円
・Fire HD 10 エッセンシャルセット
ストレージ32GB:24,980円
ストレージ64GB:28,980円
3つの余談
さてここからは3つの余談を紹介します。
「8 Plus」用ワイヤレス充電利用不可
1つ目の余談は「Fire HD 8 Plus」の専用ワイヤレス充電スタンドを使ってみた結果です。
見出しで書いたように「Fire HD 8 Plus」の専用ワイヤレス充電スタンドは「Fire HD 10 Plus」で使えませんでしたね。
先程紹介したように「Fire HD 10 Plus」の専用ワイヤレス充電スタンドが存在します。
しかし2021年7月1日現在は在庫切れ。
「Fire HD 8 Plus」にも専用ワイヤレス充電スタンドがあります。
自分は以前、「Fire HD 8 Plus」用ワイヤレス充電スタンドも買いました。
置いてみて充電できるか試してみましたが、全く反応しませんでしたね。
そもそも大きさが合わないので置くことも難しかったですね。
横向きも縦向きも反応がありませんでした。
関連記事:「Fire HD 8 Plus」用ワイヤレス充電スタンドでスマホも充電できた【レビュー】
Google Play使用可/「8 Plus」と同様
2つ目の余談は「Google Play」について。
こちらも先程紹介したように、「Fire」シリーズでは非公式ながら「Google Play」が利用できます。
「Fire HD 10 Plus」では「Fire HD 8 Plus」と同じ方法で「Google Play」導入が可能です。
しかもAPKのバージョンも同じですね。
初期搭載OSが「Fire OS 7」と同じだからでしょう。
簡単にインストール方法を紹介しますね。
ただし何度もお伝えしているように、Amazon非公式の方法。
「Google Play」をインストールするとタブレット自身の動作が不安定になることもありますので、実際に行う場合は自己責任でお願いします。
1.microSDを抜く
2.不明なアプリ許可
3.4つのAPKをダウンロード
・Google Account Manager 7.1.2
・Google Services Framework 9-4832352
・Google Play services 19.5.68
・Google Play Store 17.3.16-all [0] [PR] 277156053
※リンク先は「APKMirror」です。
4.APKインストール(要注意)
※上記APKの順でインストール
5.本体再起動
6.「Googl Play」にログイン
詳しいインストール方法は「「Fire HD 8 Plus」に「Google Play」をインストールする方法/一部アプリは使えず?」で紹介しています。
また試しに「Chrome」をインストールしてみましたが、「Fire HD 8 Plus」と同じでログイン・同期ができませんでしたね。
ですがネット閲覧などは普通に使えます。
向きによって変わる音量の大小
3つ目の余談は、本体の向きによって変わる音量の大小ボタンです。
「どういうこと?」と思うかもしれませんね。
「Fire」タブレットでは音量ボタンの扱いが次のようになっています。
・本体横向き:
音量上ボタン→大
音量下ボタン→小
・本体縦向き:
音量左ボタン(横向きの上ボタン)→小
音量右ボタン(横向きの下ボタン)→大
※本体の向きを逆さまにした場合も同じ
※スクショは必ず、音量小ボタン+電源ボタン
つまり、本体の向きによって音量大小ボタン位置が入れ替わるわけです。
自分はこの音量大小ボタンの位置が入れ替わる事実を「Fire HD 10 Plus」で初めて知りました。
これが自身4台目の「Fire」タブレットなのに
Σ( ̄ロ ̄lll)
スクリーンショットを撮るときに音量小ボタンを使っていますが、無意識に使っていたため全然気づきませんでしたね。
裏を返すと、「Fire」タブレットは音量の大小ボタン位置を意識しなくても、誰でもすぐに直観的に音量の大小がわかる設計になっているということです。
よく考えられている、と感動しましたね
( ̄▽ ̄)
この余談はどちらかと言えば、自分用のメモでしたね。
「Fire HD 10 Plus」・まとめ
今回は「Fire」タブレットの最上位モデル「Fire HD 10 Plus」の開封レビューをしました。
プライムデーセールで12,980円と安定のコスパよし!
なのに最上位モデルであるため、動作もサクサク!
ミドルスペックであるため処理が重い動作には向きませんが、十分すぎる性能を持っていますね。
エッセンシャルセットなら「Fire HD 10 Plus」で文章作成もできますし、非公式ながら「Google Play」も導入可能。
値段が安くても可能性は無限大ですね。
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