スマートフォンやモバイルルーターで携帯回線を使うために必要な「SIMカード」。
「SIMカード」には3種類のサイズがあり、自分で入れ替えるときは「SIMカード」と「端末のSIMサイズ」が異なることもあります。
その際に役に立つアイテムが「SIMアダプター」。
SIMカードのサイズを変更することができます。
ですが「SIMアダプター」は取扱注意なアイテムです。
最悪の場合、スマートフォンやモバイルルーターが使えなくなってしまいます!
自分の場合はモバイルルーター(Aterm MR03LN)が、壊れてしまった・・・
microSIMの「Aterm MR03LN」
まず発端となった端末を簡単に紹介します。
NEC製のLTE対応モバイルルーター「Aterm MR03LN」です。
約2年半前にイオシスで購入した中古品です。
当時の価格は2,980円(税込)。
画像出典:Aterm MR03LN
※リンク先はイオシス商品ページになっています
購入理由は、低速ながら無制限に使える「ロケットモバイル」(神プラン)を使うため。
関連記事:速度200kbpsのロケットモバイル・神プランの実測値!計16回測定したら驚きの結果が・・・!
しかし既に「ロケットモバイル」は契約済みで手元にあるSIMサイズは一番小さい「nanoSIM」です。
対して、「Aterm MR03LN」のSIMサイズはnanoSIMより大きい「microSIM」。
サイズが異なるので使うことができません。
「ロケットモバイル」にSIMサイズの変更依頼をすることもできますが、手続きなどの手間がかかります。
そこでnanoSIMをmicroSIMに変換する「SIMアダプター」を使いました。
「SIMアダプター」でSIMサイズを変更
「SIMアダプター」はAmazonなどで買うことができます。
価格は200円~400円程度です。
この「SIMアダプター」ならば、次のようにSIMサイズを変更できます。
・nanoSIM → microSIM
・nanoSIM → 標準SIM
・microSIM → 標準SIM
使用方法は簡単で、該当のSIMカードを「SIMアダプター」に入れるだけです。
今回の場合はnanoSIMからmicroSIMに変更するアダプターを使います。
SIM接触端子が外側へ・・・
「SIMアダプター」で変換したmicroSIMを「Aterm MR03LN」に入れます。
しかしここで問題が発生。
SIMサイズを変更したと言っても、ただ「SIMアダプター」に「SIMカード」を入れただけ。
「SIMアダプター」と「SIMカード」の間には、わずかながら溝が存在します。
SIMカードをしっかりと入れることができずに何回も挑戦していると、この溝に「Aterm MR03LN」のSIM接触端子が挟まってしまいました。
どうしようと思い、強引にSIMカードを引き抜いた瞬間、端子が外側へ・・・
慌てて元に戻し、しっかりとSIMカードを入れることができましたので、電源をつけてみましたが、SIMカードを認識しませんでした・・・
(T_T)
壊れてしまった・・・
Google先生に聞いてみたところ、そもそも「Aterm MR03LN」はSIM挿入部分が壊れやすいらしいですね。
「SIMアダプターを使ったら壊れてしまった」と自分と同じ状況になった方もいます。
ちなみに修理費用は2万を超えるようです。
約3,000円で買ったのに、2万円以上出して修理・・・
とても修理する気になりませんでした。
買ったばかりですが、完全に諦めましたね
( ̄▽ ̄;)
「SIMアダプター」を使うなら細心の注意を
「SIMアダプター」は小さいサイズのSIMカードを大きなサイズに変更できる役立つアイテムです。
しかし、使うなら自己責任。
慎重に使わないと、最悪の場合は自分のようにSIMカードを認識しなくなることもあります。
壊れる心配がある場合は、手間がかかってもSIM提供元にSIMサイズ変更依頼をした方がよいかもしれません。
ちなみにこんな失敗がありながらも、自分は未だに「SIMアダプター」を使っています
( ̄▽ ̄;)
さすがに細心の注意を払うようになりましたが、やはり便利なので。
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