Amazonの「Fire TV Stick」シリーズは、テレビやモニターなどの大画面で各動画コンテンツを見ることができる人気機器。
対応していなくても「スマートテレビ化」を簡単にできてしまいます。
先日「Fire TV Stick 4K Max」を購入した自分。
実は、自分は「Fire TV Stick 4K Max」が初めてではなく、「Fire TV Stick(第2世代)」も使っていました。
今回はその2機種、「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第2世代)
」の性能やサイズを比較してみますね。
基本的なこと・できることは同じだが、違う面も。
特に処理の速さは体感5倍以上違う！
目次
｢4K Max｣と｢第2世代｣の比較
冒頭でも紹介したように、自分は先日「Fire TV Stick 4K Max」を買いました。
2022年11月25日～12月1日まで「Amazonブラックフライデーセール」をしていましたからね。
そのため通常価格6,980円(税込)が、約半額の3,480円(税込)！
安いですね。
「Fire TV Stick 4K Max」の詳細は以下の記事で紹介してます。
実は母(60代)が「欲しい」とのことで買ったものだったりします。
そして今回比較対象の「Fire TV Stick(第2世代)」は2016年10月～2020年9月まで販売されていたもの。
当時の「Fire TV Stick」シリーズの標準モデル。
2022年12現在は後継モデル「Fire TV Stick(第3世代)」が売られていますね(後述)。
自分は2018年に購入しました。
特に必要だったわけではなく、単に興味本位から購入したものですw
価格は通常4,980円(税込)ですが、セールのため3,980円(税込)で買いましたね。
とまあこんな感じで、本来なら2022年12月現在現行モデルの「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第3世代)」を比較した方がよいのですが、自分が持っていませんので比較できません
m(_ _)m
外見ほぼ同じ：｢4K Max｣本体サイズ大
まずは「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第2世代)
」の本体外観を比較してみますね。
左が「Fire TV Stick 4K Max」、右が「Fire TV Stick(第2世代)」です。
本体外観デザインは、ほぼ同じ。
HDMI端子があり、それをテレビやモニターに挿す形ですからね。
側面には電源用のmicroUSB端子があります。
ただ正面のロゴが、「Fire TV Stick(第2世代)」では「amazon」ですが、「Fire TV Stick 4K Max」では「firetv」だったりしますね。
デザインはほぼ同じですが、大きさは全然違いますね。
「Fire TV Stick 4K Max」の方が圧倒的に大きかったりします。
重さも違いますね。
「Fire TV Stick 4K Max」は実測48g。
「Fire TV Stick(第2世代)」は実測31gです。
リモコンは全然違う/できることは同じ
付属リモコンも比較してみます。
「Fire TV Stick 4K Max」のリモコンは「第3世代」(左)、「Fire TV Stick(第2世代)
」のリモコンは「第1世代」(右)ですね。
「Fire TV Stick(第2世代)」では2019年頃に「第2世代」のリモコンが付属されましたが、自分が買った当初は2018年のため「第1世代」です。
全然違いますね。
「Fire TV Stick 4K Max」の「第3世代」では、ボタンの量が増えました。
それでいて下部分が違いますね。
出っ張りがなくなり若干小さくなった印象。
リモコンっぽくなりました。
しかし操作が難しくなったわけではありません。
一目見ただけで、どんなボタンかは大体わかるでしょう。
特に下側に追加された「4つのアプリボタン」は便利そのもの。
ただ「amazon prime video」「NETFLIX」「DAZN」「ABEMA」の固定となっています。
実は非公式ながら他の動画サービスに変えることも可能。
しかし設定は少々手間がかかります。
詳しい方法は「fire tv stick ボタン 割り当て 変更」などとGoogle先生に聞いてみるとよいでしょう。
左上には電源ボタンも追加されていますが、そもそも「Fire TV Stick」シリーズは電源を切ることができません。
電源を切る概念がないんですよね。
リモコンの電源ボタンは、テレビやモニターの電源をオフにする機能です。
「Fire TV Stick」シリーズ本体の電源を切るには直接電源ケーブル・プラグを抜くことになりますね。
電源はどちらも単4乾電池2本。
ただ入れ方が変わりましたね。
「第3世代」(左)では縦になりました。
「第1世代」(右)では横でしたね。
第3世代(＝4K Maxのリモコン)
38mmx142mmx16mm
第1世代(＝本体第2世代のリモコン)
38.4mmx150.7mmx16.7mm
重さは、「第3世代」(＝4K Maxのリモコン)では実測43g、「第1世代」(＝本体第2世代のリモコン)では実測46gなので軽くなりましたね(電池なし状態)。
とこのように、リモコンは大きく変わっていますができることは全く同じ。
どちらとも「Amazonプライムビデオ」をはじめとした動画コンテンツを見ることができます。
搭載されているOS等もアップデートされ続けるため、メニュー等UIの見た目もほぼ同じ。
2022年11月末～12月始現在のそれぞれのOSバージョンはこんな感じですね。
・Fire OS 7.6.1.4(PS7614/3227)
・Fire TV Home Version：6370055.1
Fire TV Stick(第2世代)
・Fire OS 5.2.9.2(681822620)
・Fire TV Home Version：6420026.1
やはり発売時期の関係上「Fire TV Stick(第2世代)」の方がOSは古いですが、2022年12月現在でも使用可能なOSです。
ちなみに「Fire TV Stick」シリーズのメニューは、2022年12月現在と「Fire TV Stick(第2世代)」を購入した当初(2018年)では全然違いましたね。
購入してから1年ぐらいは割と使っていましたが、その後ほとんど使わなくなりました。
先日、現在の最終OSまでアップデート。
するとメニュー等のUIが変わっていましたね。
いつの間にやら大きく変化していました。
速さは体感5倍以上！｢4K Max｣圧倒的
続いて処理性能を比較してみます。
「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第2世代)
」を起動して使ってみると、その処理性能差は一目瞭然！
体感的に5倍以上も「Fire TV Stick 4K Max」の方が速く動いている印象です(言葉だけでわかりにくくて申し訳ないです m(_ _)m)。
「Fire TV Stick 4K Max」ではリモコンのボタンを押しても即座に反応。
各アプリの読み込みも速いですね。
どんな動作も1～2秒程度と、待たされる時間はほとんどありません。
動作はサクサクです！
対して「Fire TV Stick(第2世代)」はリモコンのボタンを押してから反応するまで3～5秒程度かかる印象。
動作も常にカクカクしており、正直全然快適ではありません。
ストレスですね (￣▽￣;)
これはアップデートの関係もあるかもしれません。
当初はもう少し動作が速かったかもしれませんね。
それぞれの処理性能スペックは主に次の通り。
処理性能差は歴然。
「Fire TV Stick 4K Max」の方が圧倒的に高い性能ですね。
特にメモリは2倍違いますので、動作のスムーズさはこれが大きいでしょう。
「Fire TV Stick 4K Max」は名の通り「4K動画」の再生にも対応。
そのため4Kコンテンツの膨大な表示処理にも対応するために処理性能面はピカイチです。
｢4K Max｣と｢第2世代｣と｢第3世代｣の仕様
「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第2世代)
」の詳細スペックは次の通り。
はじめに紹介したように標準的な「Fire TV Stick」の現行世代は「第3世代」。
そのため「第3世代」も参考として載せますね。
| 機種名 | Fire TV Stick 4K Max | 参考：Fire TV Stick(第3世代) | Fire TV Stick(第2世代) | |
| プロセッサ | クアッドコア 1.8GHz MT8696 | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.3GHz | |
| GPU | IMG GE8300, 750MHz | IMG GE8300, 650MHz | Mali450 MP4 | |
| メモリ | 2GB | 1GB | 1GB | |
| ストレージ | 8GB | 8GB | 8GB | |
| 映像出力 | 2160p(4K)、1080p、720p、最大60fps | 1080p、720p、最大60fps | 1080p、720p、最大60fps | |
| オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Audio | |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 5 | |
| Bluetooth | Bluetooth 5.0 + LE | Bluetooth 5.0 + LE | Bluetooth 4.1 | |
| 端子 | HDMI出力、Micro USB (電源用) | HDMI出力、Micro USB (電源用) | HDMI出力、Micro USB (電源用) | |
| 本体 | サイズ | 99 mm x 30 mm x14 mm (HDMI端子含まず) 108 mm x 30 mm x 14 mm (HDMI端子含む) | 86 mm x 30 mm x 13 mm | 85.9 mm x 30.0 mm x 12.6 mm |
| 重量 | 48.4g | 32.0g | 32.0g | |
| リモコン | サイズ | 38 mm x 142 mm x 16 mm | 38 mm x 142 mm x 16 mm | 38.4mm x 150.7mm x 16.7mm |
| 重量 | 43.4g (本体) | 43.4g (本体) | 45g（本体） | |
| 電池 | 単4 x 2 (同梱) | 単4 x 2 (同梱) | 単4 x 2 (同梱) | |
まずは「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第2世代)」について。
これは先程まで紹介してきたように、基本機能は同じでも全然違いますね。
気になるところは2022年12月現在の現行端末「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第3世代)
」でしょう。
ご覧のように「第3世代」は「第2世代」を順当進化させた感じ。
しかし「Fire TV Stick 4K Max」より性能は劣ります。
特に実際に動作させると、メモリの差は大きいでしょう。
「第3世代」は、「第2世代」と同様にメモリは1GB。
「Fire TV Stick 4K Max」ではストレスフリーなスムーズさでしたが、「Fire TV Stick(第3世代)」ではカクカクするかもしれません。
「大は小を兼ねる」と言いますし、こだわりがなければ「Fire TV Stick 4K Max」を使った方がいいですね。
名に「4K」と付いていますがが、「Fire TV Stick 4K Max」は「4Kディスプレイ」以外のテレビ・モニターでも使えますし。
価格はそれぞれ次の通り(全て税込)。
「Fire TV Stick 4K Max」ははじめに紹介しましたね。
通常価格では2,000円の差がありますが、先日のブラックフライデーでは1,000円差。
性能を考えると価格はほぼ誤差のようなものです(横暴)。
快適に使いたいなら「Fire TV Stick 4K Max」一択ですね。
ちなみに「Fire TV Stick(第3世代)」のリモコンは「Fire TV Stick 4K Max」と同じく、「Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)」。
なのでリモコン機能は全く同じです。
｢4K Max｣と｢第2世代｣の比較・まとめ
今回は「Fire TV Stick 4K Max」と「Fire TV Stick(第2世代)
」の性能やサイズを比較しました。
本体外観デザインやできることは、ほぼ同じ。
しかし「Fire TV Stick 4K Max」の方が本体サイズは大きく、付属リモコンに至っては2世代も違うため全然違います。
ですがそのリモコンも基本的な内容は同じですね。
むしろアプリ直接起動のボタンが追加されていますので、さらに便利になりました。
なにより注目する点は処理の速さの違いでしょう。
自分の体感的には、5倍以上「Fire TV Stick 4K Max」の方が速く感じました。
「Fire TV Stick(第2世代)」では動作が遅くストレスですが、「Fire TV Stick 4K Max」はそんなことが全然ありません。
2022年現行世代の「Fire TV Stick(第3世代)」と比べても、「Fire TV Stick 4K Max
」はメモリが2倍違いますので、下位モデルと上位モデルでは処理速度が全然違うでしょう。
セール時ではあまり価格差もないため、購入するなら「Fire TV Stick 4K Max」一択ですね。
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