「Xperia」シリーズの中でも人気なモデルが性能と価格のバランスが取れた「10」シリーズ。
その最新モデル「Xperia 10 IV」を先日買いました。
2023年現在まで続く、新「Xperia」シリーズの幕開けは「Xperia 1」でしたね。
ということで、今回は「Xperia 10 IV」と「Xperia 1」の処理性能と本体サイズを比較していきます。
処理性能は「Xperai 1」の方が上。
本体サイズは「Xperia 10 IV」の方がコンパクト。
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処理性能は「Xperia 1」の方が上
「Xperia 10 IV」の発売は2022年7月(キャリア版)。
一方今回の比較対象の「Xperia 1」の発売は2019年6月(使用しているau版に準拠)。
約3年の差がありますね。
冒頭で紹介したように2023年現在の「Xperia」シリーズは、この「Xperia 1」から始まりましたね。
それぞれ次のような違いがあります。
・1シリーズ:ハイエンド(高性能)
・5シリーズ:小型ハイエンド(高性能)
・10シリーズ:ミドルレンジ(中性能)
・Aceシリーズ:ローエンド(低性能)
そのため比較対象とするなら、「Xperia 8」(2019年発売:「Xperia 10」相当)などにするべきですが、自分が持っていませんのでご了承ください
m(_ _)m
比較対象として微妙かもしれませんが、同じ「Xperia」。
ということで約3年差の処理性能を比較してみます。
といっても上記のシリーズ別のように、「Xperia 10 IV」は「ミドルレンジ」(中性能)。
対して「Xperia 1」は当時の「ハイエンド」(高性能)となっています。
そのため単純な処理性能は「Xperia 1」の方が上ですね。
こちらの動画ではそれぞれでアプリの起動比較をしました。
比較したアプリは次の5種。
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
基本的にどのアプリも「Xperia 1」の方が速いですね。
Twitterだけは「Xperia 10 IV」の方が速めに感じましたが、ほぼ誤差ですね。
ちなみにそれぞれの処理性能の仕様は次の通り。
メモリは同じ容量ですが、CPUの性能にかなりの違いがありますね。
AnTuTu:40万点と52万点
性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」で、それぞれベンチマークテストをしてみると次の通り。
・392,719
・523,604
※アプリバージョン
・Xperia 10 IV:V9.5.7
・Xperia 1 :V9.3.8
アプリバージョンは微妙に異なりますが、「Xperia 10 IV」では約40万点。
「Xperia 1」では約52万点でした。
ベンチマークを比較しても「Xperia 1」の性能が高いことがよくわかりますね。
「Xperia 10 IV」のサイズはコンパクト
処理性能の他に、本体サイズの違いを見てみましょう。
背面はこんな感じ。
「Xperia 10 IV」は「Xperia 1」よりもコンパクトですね。
ただカメラの存在感はかなり違います。
位置も「Xperia 10 IV」は左側、「Xperia 1」は中央となっていますね。
本体サイズに合わせて、もちろん画面サイズもコンパクト。
「Xperia 1」には保護フィルムが貼ってあり、少し写真写りが悪いですね。
その辺は気にしないでください m(_ _)m
厚さを比べてみるとこのような感じです。
本体の厚さはほぼ同じくらいです。
が、側面のデザインは大きく違いますね。
「Xperia 10 IV」は角張っている感じ。
対して「Xperia 1」は丸い印象です。
それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。
カタログスペックを比べても、「Xperia 10 IV」のコンパクトさがわかるでしょう。
処理性能&本体サイズ比較・まとめ
今回は「Xperia 10 IV」と「Xperia 1」の処理性能と本体サイズを比較しました。
「Xperia 10 IV」は「ミドル」(中性能)、「Xperia 1」は当時の「ハイエンド」(高性能)。
その影響もあり、単純な処理性能では「Xperia 1」の方が上ですね。
ベンチマークを比較してもよくわかります。
「Xperia 1」は登場から既に3年以上経過していますが、「Xperia 10 IV」よりも性能がいいですね。
本体サイズについては「Xperia 10 IV」が「Xperia 1」よりもコンパクトとなっています。
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参考:スペック比較
機種名 | Xperia 10 IV | Xperia 1 ※基準SIMフリー版 |
メーカー | SONY(ソニー) | SONY(ソニー) |
発売日 | 2022年7月8日 ※オープン市場SIMフリー:2023年3月10日 | オープン市場SIMフリー版:2020年8月28日 ※キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)版:2019年6月14日 |
OS | Android 12 | Android 10 ※キャリア版は Android 9 |
CPU | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 855 |
メモリ | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 128GB ※キャリア版は 64GB |
メインカメラ | 約800万画素(超広角) +約1,200万画素(広角) +約800万画素(望遠) | 約1,220万画素(標準) +約1,220万画素(超広角) +約1,220万画素(望遠) |
フロントカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 約5,000mAh | 約3,330mAh ※キャリア版は3,200mAh |
画面解像度 | 2,520×1,080(フルHD+) | 3,840×1,644(4K) |
画面サイズ | 約6.0インチ(有機EL) | 約6.5インチ(有機EL) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約153㎜×約67㎜×約8.3㎜ | 約167㎜×約72㎜×約8.2㎜ |
重さ | 約161g | 約178g |
色 | ブラック / ホワイト / ミント ※ドコモ、au、楽天モバイル:上記+ラベンダー ※オープン市場SIMフリー:ブラック / ホワイト | ブラック / パープル ※ドコモ:ブラック / パープル ※au:ブラック / ホワイト / グレー / パープル ※ソフトバンク:ブラック / ホワイト / パープル |
ネットワーク | 4G・5G(sub6) ※各キャリアでそれぞれの回線推奨(特に5G) ※オープン市場SIMフリー:どの回線でも使用可能 | 4G 全キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)対応 ※キャリア版はそれぞれのキャリアのみ対応 |
SIM | nanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応) | nanoSIM × 2 (デュアルSIM対応) ※キャリア版はシングルSIM |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水防塵:対応(IP68) microSD:対応(最大1TB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋 | おサイフケータイ(FeliCa):非対応 ※キャリア版は対応 防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X):対応 microSD:対応(最大512GB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:なし 生体認証:指紋 |
価格(税込) ※発売当時 | ドコモ:64,152円(一括) au・UQモバイル:69,985円(一括) ソフトバンク:74,880円(一括) 楽天モバイル:59,800円 オープン市場フリー:60,500円 | 86,900円(一括) ※ドコモ:103,032円(発売当時一括) ※au:112,320円(発売当時一括) ※ソフトバンク:136,320円(発売当時一括) |
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