パソコンの使い方を教えてほしい。
最近このようなことがありました。
多くの人がパソコンを使い始めて、約20~30年でしょうか。
ですが縁が少なかった年配の方などは、未だにパソコンの使い方を知らない人も多いですね。
また最近ではスマホの普及で、学校で教わっている若い方でもパソコンを使えない人が増えているようです。
今回はパソコンの使い方を教える機会がありましたので、その内容を備忘録として残しておきます。
人に教えるのって難しい。
目次
背景とやりたいこと/60代の伯母に教える
まずはパソコンの使い方を教えることになった背景をまとめておきますね。
相手は60代の伯母です。
もう70歳近い、母の姉です。
年齢を見てもらえればわかると思いますが、パソコンは超初心者。
ただタイプライターは使っていたようです。
しかも約10年前と割と最近まで。
使っていたタイプライターが壊れてしまってさすがに修理部品もなく、仕方なくパソコンを使い始めた、ということが経緯ですね。
タイプライターなんて、存在は知っていてもアラサーの自分には逆に使い方がわかりません
( ̄▽ ̄;)
約10年前からパソコンを買って使い始めた伯母ですが、約3年前まで家庭の事情が忙しかったようで放置していたみたいですね。
最近になって新たにパソコン教室にも行ったりして本格的に使い始めたようです。
といってもやはり超初心者。
パソコン教室である程度習ったと言っても、基礎の基礎もまだフラフラです。
伯母のパソコンレベルをまとめると次のようなところでしょうか。
・スタートボタン・タスクバーぐらいの名称はわかる
・クリックの概念はわかる
・Wordで文字を入力することはできる(かな入力)
・あとはほぼわからない
・・・これでも一応はパソコン教室の賜物です
( ̄▽ ̄;)
そしてやりたいことは次の通り。
・Wordでそれなりの文章作成
・それを印刷
慣れている人なら簡単なことですね。
しかし伯母からしたらかなりの難解さのようで・・・
まあ今までの人生の中で体験したことないことですからね。
そりゃあ難しいでしょう。
さらにパソコン教室が意外と厄介もの。
教えるように設置されているパソコンなので、当然伯母が自宅で使っているパソコンとは使い方が異なることが多かったりします。
内容が少しでも違うとどうすればいいかわからないとのこと。
まあバージョン等で見た目はガラッと変わりますからね。
そんな伯母が使っているパソコンは次の通り。
・Windows7→Windows10(現)
・なのでWordのバージョンは2010
※PC教室ではVer.2013だった模様
なんと、そのまま10年物のPCです。
CPUみたら第1世代のCore i5でしたね。
当時は最新モデルでしたが、今ではヒドイスペックです。
実際使ってみると激遅・・・
しかし伯母からしてみれば十分とのこと。
・・・やはりこの辺は感覚が違いますね。
ちなみにWindows7からWindows10へのアップグレードは伯母からみて従兄弟(甥の自分からでは続柄は何になるんだろう?)がしてくれたようです。
従兄弟も伯母と同じくらいの年齢ですが、役所職員のようでそれなりにパソコンを使い慣れているみたいです。
年齢の割にすごいですね。
ただその従兄弟も自分(アキラ)ほど詳しくはないようで。
伯母には子供がおらず、そんなわけでパソコンにかなり詳しい(と思われている)自分が教えることになったわけです。
実は約6年前にも少しだけパソコンの使い方を教えたことがありました。
ただそのときはWordに文字を入力する程度のレベル。
当時はそのくらいのことがしたかったようです。
そして月日が経ち、OSもWindows7からWindows10に・・・
バージョンが変わって当時教えたことと全く違うため、もう一度教えてほしいとのことでしたね。
まあこのようなパソコンなので、セキュリティやら何やらいろいろな問題がありますが、またそれは別の話。
本来の内容「パソコン超初心者にアキラが教えた方法」をまとめます。
アキラの教え方
大きくわけて3ステップの方法で教えましたね。
2.実際に使ってもらう
3.動画などで資料を作っておく
①一つ一つ手順をゆっくり実演
まずは流れを説明。
一つ一つ手順を実演しました。
学校なら授業(講義)ですね。
もちろん伯母のペースに合わせて。
かなりゆーっくりと教えましたね。
伯母はその都度メモを取っていました。
新規作成は
↓
文字を打つ
↓
ファイルから「名前を付けて保存」を選んで保存
↓
「×」で閉じる
開くときは
↓
文字を打つ
↓
ファイルから「上書き保存」
印刷するときは
↓
「印刷」
これでもかなり省略して書いています。
実際には1テンポ1テンポの速度ですね。
途中で質問もあったりしました。
②実際に使ってもらう/間違いは正す
流れが理解できたら、実際に試してみないと本当に理解できたかわかりませんね。
ということで、実際に教えた内容を試してもらいました。
学校なら演習といったところでしょうか。
演習と言っても、自分は横にいてアシストしていましたね。
ただ基本的に口を出しませんでした。
もしやり方に迷いが出たら、「~するにはどうする?」みたいな感じでヒントを与えながら進めましたね。
思い返すとクイズみたいですね。
もちろん間違えたら正す必要があります。
「先に○○したら××になってしまうよ。」みたいな感じで正しました。
もっといい教え方もあったと思いますが、今の自分にはこれが限界でしたね。
③資料を作っておく/動画がベストかも
基本的には①・②のループです。
学校の授業もそうでしょう。
ですがこれも重要。
最終段階として教えた内容の資料があればベストでしょう。
人って、頻繁に使わなかったりすると忘れますからね。
このパートは例えるなら、教科書・勉強ができる人のノートといったところでしょうか。
ただ当たり前ですが、資料作りは超絶手間がかかります。
なので一番いい方法は動画でしょう。
特に本記事のテーマであるパソコンの使い方などは。
約10年前から現在まで、YouTubeは流行りの最先端ですよね。
著名YouTuberをはじめエンタメ系が多い中、このような「使い方系動画」も多かったりします。
普段から使い方系動画にお世話になっている人も多いでしょう。
自分も結構お世話になっています ( ̄▽ ̄)
「使い方」は動画なら、かなりわかりやすいですからね。
「動画作り?結局大変じゃん!」と思うかもしれませんが、「YouTubeの動画を作る」とは言っていません。
実際に教えている内容をスマホのカメラで動画撮影するだけでも十分でしょう。
インターネットを使って不特定多数の人に見てもらうわけではありませんからね。
メモのような存在です。
・・・と、大きな事を言っていますが、実は動画を撮ることができませんでした
( ̄▽ ̄;)
単純に時間が足らなかったので。
このとき既に夜遅く、深夜近くになっていたんですよ・・・
都合もあって丸1日しか教える時間がありませんでしたからね。
本当は①の段階で動画を撮っておきたかったのですが、伯母がメモを取り始めたり教えている間に質問も多かったりしました。
そうすると撮影した動画には無駄な時間が多かったりします。
・・・とても後から見返す気にはならないでしょう。
なので確認の意味も込めて最後にもう一度全体の流れを説明。
そのときに撮影しようとしましたが、その時間がありませんでした
(´・ω・`)
一部、印刷パートだけはなんとか動画で撮影できましたね。
伯母が使っているスマホで直接撮影。
そうすれば動画ファイルを移動させる手間もありませんでしたから。
パソコン画面を映しながらの撮影です。
ちなみに自分はYouTubeに使い方系動画をいくつかアップしています。
よろしければ視聴とチャンネル登録をお願いします(宣伝!)。
もちろん当ブログでもいくつか使い方系記事を紹介しています。
ブログ運営がプラスに(考え&まとめ方)
自分は今までの人生の中で、「人に教える」経験をあまりしたことがありません。
少しぐらいはありますが、頻度は多くありませんね。
本記事をはじめ、自分はこのようにブログ運営をしています。
このブログ運営が「人に教える力」となっていましたね。
伯母にパソコンを教えながら、ブログで培った力を初めて感じました。
具体的には次の通り。
→どうすればわかりやすくなるか
・まとめ方:メリット・デメリット 等
→する必要があること・ないことの整理
ブログでは、当たり前のことも言語化する必要がありますし、物事を整理して人にわかりやすいように伝える力も必要になりますからね。
またYouTubeチャンネルも開設していなければ、「教えた資料を動画に残す」という考え方も出てこなかったと思います。
ブログ運営やYouTubeチャンネルの運営は、このようなメリットもありましたね。
まだまだ未熟者ですので、これからも頑張っていこうと思います。
余談1:エラーは”必ず”写真を撮る
さてここからは余談。
はじめに紹介したように、伯母の使っているパソコンはWindows7からWindows10にアップグレードしたもの。
過去にアップグレードした人ならわかるかもしれません。
・・・アップグレードってエラーが出ることがあるんですよね
(´・ω・`)
特にかなり古い機種からアップグレードしたときは。
伯母のパソコンでもエラーが出ていました。
起動後しばらくした後、急にエラーメッセージが出てきましたね。
自分がGoogle先生に聞いてみると、どうやらWindows7時代のウィジェットのエラーだったようです。
Windows10には基本ウィジェットはありません。
なのでエラーメッセージが表示されたようですね。
もちろん伯母にこのようなネットで調べる力はありません。
なのでそのようなときの対策として「”必ず”そのエラー画面の写真を撮る」ように伝えました。
何が何でも「写真を撮る」です。
パソコン初心者ってエラー画面を見るとすぐ閉じちゃうことが多いんですよね。
わからないし、怖いからって。
慌ててしまうっていうこともありますね。
閉じることがいい場合もありますが、あとになって「こういうことがあったけれど何?」って聞いてくることがあるんですよね。
・・・答える側からしたらどうすればいいかわかりません。
実際に起きた内容を口頭でしか聞くことができませんから、結局内容が不明の場合が多いんですよね。
今はスマホ普及のおかげもあり、誰でも簡単に写真を撮ることができます。
なので「わからなければエラー画面を閉じる場合に”必ず”写真を撮っておくように」と伝えました。
そうすれば説明する側もされる側も、口頭でのやり取りよりわかりやすいですからね。
・・・まあエラー原因が判明するかは別問題ですが
(´・ω・`)
ちなみにこのように「エラーを写真で撮っておく」ということは、どちらかというと自分が教えてもらったことです。
会社の先輩から教わりました。
実際にこの方法は一番やりやすい・わかりやすいので使わせてもらっています。
感謝です ( ̄▽ ̄)
エラーではありませんが、実はプリンタの設定もなくなっていたりしました。
アップグレードした影響ですね。
プリンタの再設定もしていましたので、いろいろと遅くなってしまったわけです。
プリンタはエプソンColorio「EP-806AB」。
こちらも結構古めの機種ですが、Wi-Fi搭載のためコードいらずで再設定できましたね。
余談2:スマホの使い方も教えたり
もう1つ余談。
こちらは今風ですね。
やはりスマホの使い方も少し教えたりしました。
ただ意外とスマホを使い慣れていて驚きましたね。
数年前までガラケーさえ持っていなかった人ですから。
初めてスマホを持ってもほとんど使っておらず、今回聞いたら結構使っていました。
いろいろなアプリやらメールですね。
アプリは電気やガスなどの明細系が主。
最近は紙の伝票がなくなってきましたので、その影響のようです。
ポイントカードなんかもありました。
あとはTVerとかも使っていましたね。
「Gmail」なんて言葉を伯母から聞くとは思いませんでした。
自分に連絡が来たのも「+メッセージ」からでしたからね。
「スマホとか縁がない人だろうな」とずっと思っていましたので結構ビックリしました。
必要に迫られて、周りに教えてもらえる友人などがいて、の結果のようです。
スマホで撮った写真を特に何もすることなくパソコンから見ることができる、ということも教えてもらっていたようです。
(Googleフォトによる自動バックアップ)
なのでそのついでに、今まで伯母がデジカメで撮っていた写真をGoogleフォトに入れることにしました。
便利なので反対はありませんでしたが、わかりやすく説明することが大変でしたね。
「インターネット」という概念が難しいので
( ̄▽ ̄;)
伯母の家は数年前まで、パソコンはあってもインターネットはできない環境でした。
最近になって光固定回線を契約していましたね。
実は約6年前にパソコンの使い方を教えたときに、自分は伯母のデジカメの写真をパソコンに移動させました。
パソコンでも撮った写真を見たい、という話がありましたからね。
このように家にネット回線はなし。
当時はスマホもないため、仕方なくパソコン本体に写真をコピーし、その見方を教えました。
今はこのようにネット回線があるため、一番便利な方法を教えることにしましたね。
Googleフォトにコピーしておけば、パソコン内にしかなかったデジカメの写真も、パソコンでもスマホでも見れますから。
合計約1,200枚。
一部動画もありましたが、合計約7GBぐらいでしたね。
ちなみに伯母が使っていたスマホは「AQUOS sense5G」でした。
誰かがアドバイスしていたかもしれませんが、自分からしてみたら割とベストなスマホと感じましたね。
ただ2年レンタル契約(auなのでかえトクプログラム)のようで、1年後に機種変更する、と言っていましたね。
まとめ
今回はパソコン超初心者の伯母に使い方を教える機会がありましたので、その内容を備忘録として残しました。
人に教えることは結構難しいですが、自分は次の3ステップで教えましたね。
2.実際に使ってもらう(間違いは正す)
3.動画などで資料を作っておく
またブログ運営によって「人に教える力」が鍛えられているように感じました。
ブログの記事作成は、わかりやすくまとめる・整理することが重要(と思っている)ですからね。
まだまだ未熟者ですので、これからも頑張っていこうと思います。
コメント