国が総力を上げて普及を目指しているマイナンバーカード。
いろいろな手続きや管理が便利になる(・・・と言われている)、誰でも使える身分証明書です。
普及率が良くないため、最近では国民全員にマイナンバーカードの申請書が配布されましたね。
せっかくなので配られた申請書を使ってマイナンバーカードを申し込みましたので、今回は受け取りまでの流れを紹介します。
申請も受け取りもすぐ終わったけど、やっぱり手間。
①スマホでオンライン申請/10分
配られた申請書は封筒に入っていたこちら。
みなさんの手元にもあると思われます。
中には申請書の他に、申請方法の案内やマイナポイントの案内も入っていますね。
マイナンバーカードの申請方法は次の4つ。
・スマートフォンから
・パソコンから
・証明用写真機から
・郵送
一番簡単だと思われる方法がスマートフォンからのオンライン申請ですね。
なので自分はスマートフォンからマイナンバーカードを申請しました。
所要時間は10分もあれば十分ですね。
申請前に、マイナンバーカードに使われる顔写真を撮っておきます。
いわゆる「自撮り」をすればOK。
ただし背景がない状態、真正面から・ボケや加工なしなど条件があります。
詳しくは同封の申請方法の案内に書かれていますね。
自分は明るい部屋で白い壁を背景に、顔写真を撮りました。
ちなみにマイナンバーカードの顔写真は10年毎に更新する仕組みになっているようです。
つまり10年後に再び顔写真を撮らないといけませんね。
さて、実際にスマートフォンからマイナンバーカードを申請します。
まずは配布された申請書の右下にあるQRコードを読み取ります。
するとブラウザに遷移しますね。
申請の流れが記載されていますね。
1.利用規約の確認
2.メールアドレス登録
3.メールアドレス登録完了
4.顔写真登録
5.申請情報登録
6.申請情報登録完了
基本的に画面に沿って手続きをすればよいので、難しい操作はないでしょう。
ただ言い回しがわかりにくいところがたまにありましたね(数秒考えてしまいました)。
メールアドレスは連絡用ですね。
申請情報に不備があった場合に使われるようです。
自分はGmailを使いました。
申請書IDは自動的に入力されますのでラクですね。
QRコードを読み取ったときに情報が含まれているのでしょう。
参考までに、申請したときの画面のスクリーンショットを紹介しておきますね。
2.メールアドレス登録・確認
3.メールアドレス登録完了
送られてきたメールから引き続き手続き。
4.顔写真登録・確認
写真のデータ容量によってアップロード時間が変わります。
5.申請情報登録・確認
生年月日の登録。
6.申請情報登録完了
これでマイナンバーカードの申請は完了ですね。
②1ヶ月以上経って通知はがきが届く
申請方法の案内にも書かれていますが、マイナンバーカードを実際に受け取るためには、まず通知はがきが来るのを待つ必要があります。
自分がマイナンバーカードを申請した日が2021年3月13日。
通知はがきが届いた日は2021年4月20日でした。
1ヶ月以上も経ちましたね。
届く期間は自治体によって変わると思います。
自分は人口が多い地域に住んでいますからね。
個人情報なので保護用シールが貼られています。
受け取りは原則本人。
しかも本人確認書類が必要ですね。
(身分証明書を受け取るために身分証明書が必要という、謎ループw)
しかし一番困ることは、基本的に平日の朝~夕方でしか受け取ることができないことでしょう。
役所での受け取りですからね。
ちなみにシールをはがすと、受け取り期限が書かれています。
全員同じか不明ですが、自分の場合は受け取り期限が3ヶ月でした。
また通知はがきにはマイナンバーカード用の4つの暗証番号を書くスペースがありますね。
この暗証番号、あらかじめ考えておくべきですが、もしかしたら通知はがきに書く必要はないかもしれません。
詳しくは次の「マイナンバーカード受け取り」で紹介します。
③マイナンバーカード受け取り/30分
さて、役所でマイナンバーカードを受け取りに行きます。
言葉だけなってしまいますが、自分が受け取ったときの流れを紹介しますね。
1.マイナンバーカード専用受付で手続き
本人確認。
通知はがきや通知カードを渡す。
2.一度待機
3.受け取るための手続き
顔写真との一致を確認。
暗証番号の設定。
4.受け取り完了
所要時間は30分程度でした。
専用受付が2ヶ所程あったので回転率は速い方でしょう。
ただ面倒だったことが、4つの暗証番号。
通知はがきにも書くスペースがありますが、最初の受付でいろいろ説明がありました。
・6~16桁の英数字の暗証番号(署名用電子証明書暗証番号)の英字は大文字。
・4桁の数字の暗証番号(他の3つ。利用者証明書用・住民基本台帳用・券面事項入力補助用)は、すべて同じでもOK。
・・・通知はがきにはそのような記載はありませんでした。
自分は英字は小文字、4桁の数字はすべてバラバラ。
結局、暗証番号を少しだけ直しましたね。
しかもそのとき、暗証番号を控える用紙も受け取っています。
そして、その暗証番号は実際にマイナンバーカードを受け取るときに「自分で入力する」仕組みになっているようです。
受け取り時はタッチパネルになっている大きなモニターの前に座りました。
そこで決めた暗証番号を入力。
このときに、専用の端末でマイナンバーカードに暗証番号情報が転送される仕組みになっているようです。
役所職員が、こちらが指定した暗証番号を設定する仕組みではないようですね。
・・・あとから思い返すと、通知はがきに暗証番号を書く必要があったのか、と思います
( ̄▽ ̄;)
何はともあれ、これでマイナンバーカードを受け取ることができました。
ちなみにマイナンバーカードには有効期限があります。
誕生日が起算日となっており、10年後まで。
運転免許証と似たような仕組みになっていますね。
なので10年後に再び顔写真が必要になってくるわけです。
このとき暗証番号もすべて再設定。
一部の暗証番号は5年毎に再設定する必要があるそうです。
更新は無料ですが、紛失等の再発行は1,000円必要になるようですね。
2021年4月現在、マイナンバーカードを受け取ったら一番得することが「マイナポイント」。
自分は電子マネー「WAON」でマイナポイントを申し込みました。
関連記事:【マイナポイント申し込み方法】WAONで+2,000Pは3月31日までだった・・・
ちなみにマイナポイントは、マイナンバーカードを受け取った翌日(24時間後)にならないと申し込むことができないようです。
・・・仕組みが面倒ですね ( ̄▽ ̄;)
マイナンバーカードの作り方・まとめ
今回はマイナンバーカードの作り方、申請から受け取りまでの流れを紹介しました。
申請で一番簡単な方法は、顔写真を撮ってそのまま申請できるスマートフォンのオンライン申請。
10分もあれば申請できてしまいます。
約1ヶ月経ったあとに通知はがきが来るので、それを役所に持って行ってマイナンバーカードを受け取り。
30分程で済みました。
申請も受け取りも結構すぐに終わりますが、やっぱり面倒でしたね。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
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