ゲームボーイアドバンスの名作「ロックマンエグゼ」。
それが現代のゲーム機でも遊べるようになりました!
今回は「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」をプレイした感想や評価をします!
これを待っていた!
クロス・スマホ対応に期待!
※特記がない限り、画像は自分がゲームプレイでスクリーンショットしたものです。
目次
約20年前の名作シリーズ/対応は3プラット
既にご存じだと思いますが簡単に概要を紹介。
「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」は以下の10作品が入ったコンプリートパック。
・ロックマンエグゼ2
・ロックマンエグゼ3
・ロックマンエグゼ3 BLACK
・ロックマンエグゼ4 トーナメント レッドサン
・ロックマンエグゼ4 トーナメント ブルームーン
・ロックマンエグゼ5 チーム オブ ブルース
・ロックマンエグゼ5 チーム オブ カーネル
・ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ
・ロックマンエグゼ6 電脳獣ファルザー
これら10作品が1つのパッケージに入っているだけでなく、今まで配布された限定チップなども全て収録。
まさにコンプリートパックです。
厳密には前半3作、後半3作でそれぞれVol.1、Vol.2と分かれていますが、一つのパッケージと言っても差し支えないでしょう。
初代「ロックマンエグゼ」(以下、ロックマンエグゼ1)の発売が2001年。
最後の「ロックマンエグゼ6」の発売が2005年。
実に約20年前です。
対応ゲーム機は全てゲームボーイアドバンスで、キラータイトルの一つでしたね。
当時自分は小中学生頃で結構ハマっていました。
といっても、3タイトル(1、3 BLACK、6 電脳獣ファルザー)しかプレイしていませんけれどね。
お金がなかったので。
現在自分がスマホなどのガジェット好きになった起源は、この「ロックマンエグゼ」にあると思っています
( ̄▽ ̄)
2014年~2015年にはWii Uのバーチャルコンソール(VC)として登場しましたが、各個別での販売な上にWii U自体がパッとしないゲーム機でした。
それでもかつてのキラータイトルが他ゲーム機でできるようになったのは大きかったですね。
以前は中古値段が高騰してプレミア価格になっていたこともありましたし(2023年現在も高いものは高い)。
そして2023年4月14日。
「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」として全シリーズが含まれたコンプリートパックが発売。
対応ハードはニンテンドースイッチはもちろんのこと、PS4やPC(Steam)にも対応した3プラットフォーム展開。
まさかスイッチ以外にも対応するとは思っていませんでしたね。
自分はスイッチ版を購入しましたね。
元々任天堂ハードのゲームですし、スイッチ版を買っている人が多いのではないでしょうか。
感想&評価(1のみ)
さてここからは実際にプレイした感想や評価をしていきます。
といっても実はまだ「1」しかクリアしていません。
他のゲームもプレイしてしまって (´・ω・`)
ですが感覚はつかめていると思いますので書き記しますね。
とにかく懐かしい!
第一の感想はとにかく懐かしい!
もうタイトル画面の時点から泣けてくるレベルです。
BGMも懐かしい!
いろいろ思い出しますね。
バトルの懐かしさも。
「ロックマンエグゼ」といえば、3×6マスの限られた陣地の中で、「チップ」を駆使して敵を倒すバトル。
特定のバトルチップを特定の順序で使えば、超必殺技になる「プログラムアドバンス」も可能。
ソード・ワイドソード・ロングソードによる「ベータソード」は「プログラムアドバンス」の代名詞になっていますし、揃えやすいですね。
「2」以降は「ドリームソード」となり、使いやすくもなっています。
現実世界や電脳世界も懐かしいですね。
あと個人的に懐かしいと思ったのがコレ。
プラグインしたときのエフェクトです。
その他懐かしいものといえば、デカオのところにあるゲームキューブ。
当時は土曜日に学校がある日もありましたね。
その辺りの社会情勢も反映されています。
ちなみに後ろの壁紙は大元の設定から自由に変えられますね。
10種類から選べます。
改めて感じる時代の先取り
「ロックマンエグゼ」の世界はさまざまな「プログラム」に管理されている世界。
だからこそそれに関連するさまざまな問題も。
インターネットが普及した2023年現在、ここまでのハイテク感はありませんが、似たようなことは現実世界でも起きていますね。
ハッキングやプログラムのバグなど、誰でも一回は聞いたことがあると思います。
これが約20年前のゲーム舞台になっていますので、時代の先取り感がすごいですね。
ちなみに日暮さん、オタクって言われていますw
当時はオタクと言う言葉は一般的ではなかった時代(一般化したのは2005年の「電車男」がきっかけかな?)。
そんなところも時代を先取りしています。
余談ですが、「ロックマン.EXE」なんですよね。
小学生だった当時の自分は意味がわかりませんでしたが、「EXE」とはWindowsパソコンの実行ファイルプログラム。
同じようなものに「saito.bat」も出てきますが、「bat」も主にWindowsパソコンで使われるプログラム。
よくできた内容ですね。
こんなに謎解き多かったっけ?
「ロックマンエグゼ」に対し自分はあまりこのようなイメージがありませんでしたが、「謎解き」がめちゃくちゃ多いですね。
「1」では「WWW」(ワールドスリー)が関わるところは全部謎解き。
自分としては「アイスマン」(滑る床)や「エレキマン」(見えない床・電池を入れることで先に進む)と戦う空間謎解きが面倒と感じました。
・・・小学生だった自分、よくこんな面倒な謎解きをしていましたね。
「バスターモード」でラク/ラスボス一瞬
「アドバンスドコレクション」は基本的に当時のままの内容が収録されています。
しかし新機能も搭載されていたりしますね。
それが「バスターMAXモード」。
大元のメニューからいつでもオンオフできまう。
これはなんと「ロックバスター」が100倍のダメージになる機能。
つまり最初から「100」のダメージを与えることができます。
そのおかげでサクサク進みます。
自分は「バスターMAXモード」をオンにしてプレイしていました。
「1」は昔プレイしたことありますし、「1」は正直他のシリーズに比べて微妙ですからね。
その影響もありラスボスの「ドリームウイルス」が一瞬w
「バスターMAXモード」がオンとはいえ、正直何が起こったのかわかりませんでしたw(今もわかっていない)
クリアタイムは6時間45分でした。
「バスターMAXモード」がオンだったとはいえ、今のゲームに比べるとめちゃくちゃ早く終わるのですね。
今は30時間経っても終わらないゲームも多いので。
ちなみに「ロックバスター」を強化できる「バスターUP」は、とりあえず手に入った分は全部連射速度アップ(RAPID)に入れました。
楽しみは2~/スタイルチェンジなど
さてここまで「1」の感想などをまとめてきましたが、「ロックマンエグゼ」の楽しみは実質「2」からですね。
「2」はまだ未プレイですが、概要は大体知っています。
一番大きな理由は、バトル中にロックマンを強化できる「スタイルチェンジ」ですね。
その他ロックマンの成長要素も「1」と比べると進化しています。
先述の「プログラムアドバンス・ドリームソード」も使い勝手がよくなっていますし。
「2」以降は「1」を基本としつつも、進化して別物のようにもなっています。
楽しさが倍増していますね。
ちなみにネットにはすごいテクニックを持っている人がいますね。
YouTubeに投稿している「Dirge」さん。
「アドコレ」発売前から「ロックマンエグゼ」シリーズのナビ撃破動画を中心にアップしている方です。
あまりにも華麗すぎて感心してしまいます。
最近は「アドコレ」関連も上げていますね。
(もちろん自分もチャンネル登録済み)
期待すること:クロス対応&スマホ対応
「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」は、約20年前の全シリーズがまとめてプレイできて大満足。
ストーリーだけ追いたい場合は「バスターMAXモード」を有効にすればサクサク進みますし。
しかし同時に残念なところもありますね。
一つはクロス非対応なところ。
はじめに紹介したように「アドコレ」は、スイッチ・PS4・PCと3プラットフォームで展開。
しかしクロスセーブ・クロスプレイに非対応なんですよね。
つまり例えばスイッチの場合はセーブがスイッチでしかできませんし、ネット対戦したい場合はスイッチ同士でしかできません。
自分がスイッチを選んだ理由はここにもあります。
もし今後ネット対戦をするとしたら、人口比率が多いスイッチの方がマッチングしやすいはずですからね。
ただ今後のことを考えると、少なくともクロスセーブには対応してほしいところ。
スイッチは既に発売から6年以上経過しており、ゲーム機寿命としては末期と言われています。
PS4・PCと比べると長く持ちません。
PS4ソフトはPS5でもできますので、まだまだ持ちますね。
PC(Steam)はハードに依存しないため、半永久的に使えます。
今後のアップデート等でせめてクロスセーブには対応してほしいところです。
そしてもう一つがスマホには非対応なところ。
往年のゲームのスマホ移植は結構多いですね。
しかし「アドコレ」はスマホでは発売されませんでした。
「ロックマンエグゼ」はスマホが一番最適だと自分は思っているんですよね。
ゲームの特性上。
チップや対戦、何より「PET」と「ナビ」と言う存在(後述)。
むしろスマホで「ロックマンエグゼ」の新作が出てほしいくらいです。
まあ完結していますので新作までは期待できないかもしれませんが、スマホ版も販売してほしいところです。
リアルでも「スマホ×AI」で実現しつつある
「ロックマンエグゼ」は時代の先取り感満載。
しかしその世界観はまだまだ未来の話ですね。
ですが2023年現在、徐々に実現しつつあるように自分は感じます。
まず「スマートフォン」が「PET」ですね。
既に一人一台は持っているのが前提な世の中になっていますし。
スマホがあれば基本なんでもできる世の中です。
ただ「ナビ」についてはまだまだ。
しかし「ナビ」の可能性も少しずつ見えてきました。
2022年11月より開始した「ChatGPT」などによる「チャットAI」がそれです。
まだまだ人型の、感情を持つ「ナビ」に比べると微妙な存在ですが、今後の発展によっては大きく化ける可能性を秘めていると思います。
「ChatGPT」はスマホでも使えますしね。
「ロックマンエグゼ」の「PET」や「ナビ」は小学生だった自分の憧れそのものでした。
自分が生きている間にその実現を見てみたいものですね。
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