先日イオシスさんで「Sony Tablet S」が販売されていました。
なんと、未使用品で価格は3,980円(税込)!
コレクション用途として思わず買ってしまいましたw
しかし「Sony Tablet S」の発売は2011年と約9年前です。
そのため搭載OSは「Android 4.0.3」!
・・・古いですね。
今回はそんな「Sony Tablet S」をレビューしつつ、「Android 4.0.3」は2020年になった現在、どのくらい使えるか確かめました!
やっぱり古すぎてほぼ使えない!
目次
歴史を感じる「Sony Tablet S」本体
☆何処にあったんや…☆
— イオシス公式 (@iosys_official) April 25, 2020
Sony Tablet S Wi-Fi SGPT111JP/S
未使用品 税込3,980円
ネタ枠入荷なので『懐かしい!』『何処から出てきたw』と楽しんで頂けたならそれでOK!!
⏬商品ページ⏬https://t.co/HWeWfxh4ci
コレクターさん意外にはオススメ出来ませんよ!!(キッパリ)#イオシス #ネタ枠 pic.twitter.com/xiYQYZZYbS
冒頭で紹介したように、約9年前に発売された「Sony Tablet S」。
名称に「Sony」が入っている、最初で最後のタブレットです。
(以降は「Xperia Tablet」になりました。)
本当にどこにあったの?
ちなみに現在は既に完売しています。
「Sony Tablet S」本体を見ていきましょう。
「Sony Tablet S」はかなり特殊な形をしています。
厚さは上側が厚くなっており、下にいくほど薄くなっていますね。
一番歴史を感じたものが、これ!
何、この充電器!形が特殊すぎる!
本体に接続すると下の写真のようになりますね。
このように充電器は独自仕様。
しかし「Sony Tablet S」はmicroUSBも搭載しています。
データ通信専用でしょう。
microUSBの隣にはSDカードを入れることができますね。
なぜ、microSDじゃない?
さすが黎明期のタブレット。
搭載されている端子に歴史を感じますね。
古すぎてほぼ使えない!
はじめに紹介したように「Sony Tablet S」は「Android 4.0.3」。
OSバージョンが古すぎて、対応しているアプリがほとんどありません!
内容を表示できない「ブラウザー」
「Sony Tablet S」の標準ブラウザは「ブラウザー」アプリ。
当時はまだ「Chrome」アプリがありませんでしたからね。
「YahooJapan!」にアクセスしましたが、開くことができませんでした。
セキュリティに問題があるようですね。
しかし「Google」にはアクセスできます。
なのでブラウジング機能が使えないこともないですが、どこでセキュリティエラーなるかわかりません。
ブラウザ機能は、ほぼ使えないと思っておいた方がよいでしょう。
ちなみに「Sony Tablet S」は「Chrome」をダウンロードすることができないようです。
GooglePlayで検索しても「Chrome」が出てきませんでした。
他のAndroid端末では検索しても出てきますので、「Sony Tablet S」は「Chrome」が完全に非対応のようですね。
サポート終了の「YouTube」
2020年4月現在、「YouTube」アプリのサポートは「Android 4.1」以降。
つまり「Sony Tablet S」では「YouTube」アプリが使えません。
GooglePlayから最新バージョンに更新しても、「新しいバージョンにしてください」と促されるだけです。
ちなみにYouTubeは「ブラウザー」アプリから見ることもできませんでした。
ダウンロードできないSNSアプリ
いくつかSNSアプリも確認してみました。
次のアプリはGooglePlayで検索しても出てきませんでした。
・LINE
・Twitter
・Facebook
・TikTok
「Android 4.0.3」のサポートが終了している、または元々対応していなかったのでしょう。
ちなみにTwitterについては、非公式アプリがいくつか存在しましたね。
しかし「Instagram」はダウンロードできるようです。
参考:「AVG」も使えない
自分は、新しくAndroid端末を買ったら真っ先にセキュリティソフト「AVG」をダウンロード・インストールしています。
2020年4月現在、「AVG」アプリのサポートは「Android 5.0」以降。
「Sony Tablet S」は「AVG」を使うことができない!
一部はまだ使うことができる
反対に、2020年現在でも「Sony Tablet S」で使える内容を紹介します。
主に次の機能が使えますね。
・ハードの機能(カメラなど)
・どのOSバージョンでも使えるアプリ
(計算機・時計・カレンダー など)
・一部を除く、プリインストールアプリ
・「Android 4.0」に対応した、
性能が低くても使えるアプリ
順番に紹介します。
カメラ
OSバージョンが古くても。使用方法が変わらないハードの機能は使えますね。
例えば、カメラ。
下の写真は、「Sony Tablet S」と「Xperia1」で撮った写真です。
「Sony Tablet S」の写真、思っていたよりキレイ!
一部のアプリ
「Sony Tablet S」には、2系統のプリインストールアプリがあります。
Google提供のアプリとSony提供のアプリです。
次で挙げるプリインストールアプリは、どれも使うことができますね。
Google提供アプリ(つまりAndroid標準アプリ)は次の通り。
・Googleマップ
・Gmail
・計算機・時計・カレンダー
などなど・・・
ただGoogleマップの表示は非常に遅かったですね。
Sony提供のアプリは次の通り。
・みんなのGOLF2
・Inball Heroes(ピンボールアプリ)
・リモコン
などなど・・・
約9年前の当時は「PlayStation Suite」(プレイステーションスイート、のちにPlayStation Mobileに改名)と呼ばれる、ソニー製のスマホやタブレットでPlayStationソフトができるサービスがありました。
「みんなのGOLF2」や「Inball Heroes」はその名残ですね。
他にも「リモコン」アプリは、アプリ自体が起動しましたので使えると思われます。
テレビやレコーダーのリモコンを「Sony Tablet S」に記憶させ操作することができるようです。
プリインストールアプリ以外では、「Android 4.0」に対応しているアプリなら使えるでしょう。
ただし「GooglePlay」にどのくらい「Android 4.0」対応アプリあるか、不明。
しかも「Sony Tablet S」は約9年前の性能。(重要なので何回も言います!)
「Android 4.0」に対応していても、ある程度スペックが必要なゲームなどのアプリは動作しないと思っていた方がよいでしょう。
ちなみに「GooglePlay」は当時、「Android Market」と呼ばれる名前でした。
なので初回起動時は「マーケット」アプリになっていますね。
ネット接続していたら自動的にGooglePlay最新バージョンにアップデートされました。
圧倒的に低い性能
最後に「Sony Tablet S」のスペックを簡単にまとめました。
機種名 | Sony Tablet S |
OS | Android 3.1(→4.0.3) |
CPU | NVIDIA Tegra 2 |
メモリ | 1GB |
ストレージ | 16GB |
メインカメラ | 511万画素 |
フロントカメラ | 30万画素 |
バッテリー容量 | 約5,000mAh |
画面解像度 | 1,280×800 |
画面サイズ | 9.4インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約174.3㎜×約241.2㎜×約10.1㎜ |
重さ | 約598g |
その他 | SDカード対応 専用充電器 |
「Sony Tablet S」は2020年現在のスペックから考えると、圧倒的に低い性能ですね。
ほぼ使用用途がない「Sony Tablet S」
今回は未使用3,980円(税込)で買った「Sony Tablet S」について紹介しました。
搭載OSは「Android 4.0.3」。
2020年現在は古すぎてほとんど使えません。
古いバージョンのOSは、ウイルス感染などのセキュリティリスクが高まるので、そもそもネットに接続しない方がよいかもしれません。
性能もかなり低いので、たとえ使えるものがあっても、まともに使えませんね。
しかし「Sony Tablet S」の中には、PlayStationソフト「みんなのGOLF2」があります。
プリインストールアプリなので動作も軽くなっています。
「みんなのGOLF2」専用機には良いかもしれませんね。
▼開封&「みんなのGOLF2」起動▼
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