2023年9月8日に発売されたASUSの最新スマートフォン「Zenfone 10」。
手に馴染むちょうどいいサイズ感。
かつ何しても困らない、全部入りのハイエンドスマートフォンです。
コンパクトハイエンドを求める自分にとっては最適解のスマホだったりしますね。
さてこの「Zenfone 10」、5世代前の「ZenFone 5Z」からはどのくらい進化したのでしょうか?
今回は「Zenfone 10」と「ZenFone 5Z」の本体サイズと処理性能を比較していきますね。
サイズはわずかに小さくなったが分厚くなった。
デザインも大幅に違う。
処理性能もかなり違う。
わずかに小さい「Zenfone 10」/でも厚い
冒頭で紹介したように、「Zenfone 10」の発売は2023年9月8日。
対して「ZenFone 5Z」の発売は2018年6月15日。
約5年の差がありますね。
何が変化したか、まずは本体サイズの違いを見ていきます。
背面はこんな感じ。
左が「Zenfone 10」で右が「ZenFone 5Z」です。
サイズはわずかに「Zenfone 10」が小さいですね。
「Zenfone 10」は「コンパクト」とよく宣伝されていますが、その差がわかるサイズ差です。
しかしデザインは大幅に異なりますね。
まず一目でデザイン差がわかるものが、カメラレンズ。
「Zenfone 10」ではカメラレンズが巨大でめちゃくちゃ目立ちますね。
「ZenFone 5Z」のカメラレンズが赤子のようです。
画像だけではわかりませんが、背面の質感も全然違います。
「ZenFone 5Z」の背面はツルツルとした、よくあるありふれたスマートフォンの背面って感じですね。
しかし「Zenfone 10」は、布生地(フェルト)のような感じ。
ザラザラしていて、かなり特徴的です。
とこのように、カラーの影響もありますが、「ZenFone 5Z」では機械的な無機物な感じ。
そこから「Zenfone 10」ではファッションアイテムのような感じになりましたね。
画面(前面)はこんな感じ。
「ZenFone 5Z」のみ、保護フィルムが貼ってありますので、画面の見え方は異なるかもしれません
m(_ _)m
本体サイズ差から、画面サイズもやはり「Zenfone 10」の方がわずかに小さめ。
ですがそこまで大きな差は感じられない印象です。
インカメラの印象も違いますね。
「ZenFone 5Z」では2018年当時に多くのAndroidスマホで流行っていた「ノッチ」。
わかりにくいですが「Zenfone 10」では左上の「パンチホール」となっています。
厚さを比べてみるとこのような感じ。
「Zenfone 10」の方が小さいとはいえ、本体サイズ感は似たような印象がありました。
ですが厚さを比べると結構違いますね。
「Zenfone 10」の方がかなり分厚め。
本体自身の厚さもさることながら、カメラレンズの出っ張り度も全然違います。
「Zenfone 10」、本当に分厚いですね。
それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。
「Zenfone 10」はサイズ小さめで分厚く、「ZenFone 5Z」はサイズ大きめで薄い感じになっています。
重さも「Zenfone 10」の方が重めなので、「Zenfone 10」はそのコンパクト差とは裏腹に、実際持ってみると結構ズッシリきますね。
ちなみに本体デザインだけでなくブランド名も変化しており、「ZenFone」から「Zenfone」と「F」が小文字になりました。
桁違いの処理性能で速さが結構違う
「Zenfone 10」と「ZenFone 5Z」の処理性能を比較するために、アプリ起動の比較をしてみました。
以下はその動画です。
比較したアプリは次の5種。
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
・X(旧Twitter)
いずれも起動は「Zenfone 10」の方が速め。
やはり5年も違うと処理性能差がよくわかります。
しかし「Zenfone 5Z」もそこまで遅いわけではありませんね。
主な性能スペックを比較すると次の通り。
※詳しい性能の違いは最後に紹介。
CPUはそれぞれ2023年・2018年の最高峰。
いわゆるハイエンドです。
最近のスマホはオーバースペック気味ですが、やはり5年も違うと感覚が結構違うものですね。
AnTuTu:149万点と49万点
性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」でそれぞれベンチマークテストをしてみると次の通り(V10.0.7-OB7)。
1,486,712
493,138
「Zenfone 10」では約149万点。
「ZenFone 5Z」では約49万点。
なんと、ベンチマークテスト結果の差は約3倍。
オーバースペック気味とはいえ、そりゃあ感覚的にも結構変わるわけですね。
本体サイズ&処理性能比較・まとめ
今回は「Zenfone 10」と「ZenFone 5Z」の本体サイズと処理性能を比較しました。
「Zenfone 10」はサイズ小さめだが分厚く、「ZenFone 5Z」はサイズ大きめにもかかわらず薄め。
「Zenfone 10」は重量が重くもなってしまい、サイズ感は比較的近いものの、持った時の感覚は結構違います。
デザインも結構違いますね。
インカメラがパンチホールになったり、アウトカメラレンズが巨大化したり、背面の質感がツルツルからザラザラに変わったり。
「ZenFone 5Z」の機械的な無機物な感じから、「Zenfone 10」ではファッションアイテムのような感じになり、もはや別物の進化を遂げていますね。
処理性能は共に2023年(Zenfone 10)・2018年(ZenFone 5Z)の最高峰。
いわゆるハイエンドです。
5年も違うと、処理性能差は結構なものになりますね。
やはり「Zenfone 10」の方が速くて快適です。
参考:スペック比較
機種名 | Zenfone 10 | ZenFone 5Z |
メーカー | ASUS(エイスース) | ASUS(エイスース) |
発売日 | 2023年9月8日 | 2018年6月15日 |
OS | Android 13 (ZenUI) | Android 8 (ZenUI) |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 845 |
メモリ | 8GB / 16GB | 6GB |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB | 128GB |
メインカメラ | 約5,000万画素(広角) 約1,300万(超広角) | 約1,200万画素(標準) +約800万画素(広角) |
フロントカメラ | 約3,200万画素 ※パンチホール | 約800万画素 ※ノッチ |
バッテリー容量 | 約4,300mAh | 約3,300mAh |
画面解像度 | 2,400×1,080(フルHD+) ※リフレッシュレート最大144Hz | 2,246×1,080(フルHD+) |
画面サイズ | 約5.9インチ(AMOLED(有機EL)) | 約6.2インチ(液晶) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約146.5㎜×約68.1㎜×約9.4㎜ | 約153㎜×約75.6㎜×約7.7㎜ |
重さ | 約172g | 約165g |
色 | ミッドナイトブラック / コメットホワイト / エクリプスレッド / オーロラグリーン / スターリーブルー ※モデルによりカラーが異なる | シャイニーブラック / スペースシルバー |
ネットワーク | 4G・5G(ミリ波非対応) ※どの回線でも使用可能 | 4G ※どの回線でも使用可能 |
SIM | デュアルSIM対応(nanoSIM×2) | デュアルSIM対応(nanoSIM×2) |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水防塵:対応(IP65/IP68) microSD:非対応 ワイヤレス充電:対応 イヤホン端子:あり 生体認証:指紋認証、顔認証 | おサイフケータイ(FeliCa):非対応 防水防塵:非対応 microSD:対応 ワイヤレス充電:非対応 イヤホン端子:あり 生体認証:指紋認証、顔認証 |
価格(税込) ※発売当時 | 8GB/128GB:99,800円 8GB/256GB:112,800円 16GB/512GB:134,800円 ※メモリ/ストレージ | 75,384円 |
コメント
色も含め同じものを買い替えました。
5zも電池があやしいもののまだまだ戦えましたが、やっぱり10のレスポンスの良さとコンパクトさはいいですね!
コメントをありがとうございます!
5Zも優秀ですよね。
でもおっしゃる通り、このコンパクトさと性能の良さ。
10を知ってしまうと、5Zには戻れませんね!