「Xperia」シリーズの中でも最安なモデルが「Ace」シリーズ。
その最新モデル「Xperia Ace III」を先日買いました。
過去の「Xperia」シリーズの中で人気だったものの一つに「Xperia XZ1」がありますね。
ということで、今回は「Xperia XZ1」から「Xperia Ace III」へ、本体サイズと処理性能がどのくらい変わったかを比較していきます。
「Xperia Ace III」は「Xperia XZ1」よりもコンパクトサイズだが、画面は大きい。
処理性能は意外とほぼ同じ。
「Ace III」は「XZ1」より小さいが画面大
「Xperia Ace III」の発売は2022年6月。
一方今回の比較対象の「Xperia XZ1」の発売は2017年11月(使用しているau版に準拠)。
約5年の差がありますね。
「Xperia」シリーズは2019年を境にシリーズ全体のコンセプトも変わりました。
「Xperia Ace」シリーズは「ローエンド」(低性能)なシリーズ。
「Xperia XZ1」はそのような新たなコンセプトになる前の機種ですね。
どれくらい変わったか、まずは本体サイズの違いを見ていきます。
背面はこんな感じ。
「Xperia Ace III」は「Xperia XZ1」よりもコンパクトになりました。
写真からはわかりませんが背面の質感も変わり、「Xperia XZ1」は金属的でサラサラしていましたが、「Xperia Ace III」ではザラザラになっていますね。
画面(前面)はこんな感じ。
画面は「Xperia Ace III」の方が大きめ。
本体サイズが小さくなり画面が大きくなりましたので、かなり進化していますね。
まあ最近のスマホが画面巨大化がトレンド。
旧来の画面サイズの「Xperia XZ1」は古臭く見えますね。
厚さを比べてみるとこのような感じ。
「Xperia Ace III」の方が厚いですね。
サイズが小さく大画面になりましたが、分厚くなってしまいました。
それぞれの本体サイズ等の仕様は次の通り。
数字で見てもサイズの違いがわかるでしょう。
ただ「Xperia Ace III」は画面が大きくなったものの解像度は下がってしまっています。
また重量もわずかに重くなってしまいましたね。
ほぼ同じ処理性能
先程紹介したように、「Xperia Ace III」の発売は2022年6月で、「Xperia XZ1」の発売は2017年11月。
約5年の差があります。
なので当然処理性能にも差があると思われます。
しかし「Xperia Ace III」は「ローエンド」(低性能)。
対して「Xperia XZ1」は当時の「ハイエンド」(高性能)。
実際に体感してみると、意外なことにその差はほとんど変わりませんね。
こちらの動画ではそれぞれでアプリの起動比較をしました。
比較したアプリは次の5種。
・Playストア
・Googleマップ
・YouTube
・X(旧Twitter)
動作はアプリにより「Xperia Ace III」の方が速かったり「Xperia XZ1」の方が速かったりしますが、ほぼ誤差。
どちらも同じくらいですね。
主な性能スペックを比較すると次の通り。
先述の通りCPUは、「Xperia Ace III」が「ローエンド」(低性能)。
「Xperia XZ1」が当時の「ハイエンド」(高性能)となっています。
AnTuTu:38万点と38万点
性能を可視化する「AnTuTuベンチマーク」でそれぞれベンチマークテストをしてみると次の通り(V10.2.1)。
380,596
376,762
「Xperia Ace III」は約38万点。
「Xperia XZ1」も約38万点。
ベンチマークテストはほぼ同じ。
約5年前のハイエンドの処理性能は、ローエンド相当のようですね。
本体サイズ&処理性能比較・まとめ
今回は「Xperia XZ1」から「Xperia Ace III」へ、約5年で本体サイズと処理性能がどのくらい変わったかを比較しました。
「Xperia Ace III」へは、本体サイズがコンパクトになり、画面が巨大化。
しかし分厚くなってしまいましたね。
意外なことに処理性能は、ほぼ同じ。
「Xperia Ace III」は「ローエンド」(低性能)、「Xperia XZ1」は当時の「ハイエンド」(高性能)という差がある影響ですね。
関連記事
・「Xperia Ace III」レビュー!未使用品を買ったのでAnTuTuも測ってみた
・【5年の進化】「Xperia Ace III」と「Xperia XZ1」のカメラ比較【見やすくなった】
参考:スペック比較
機種名 | Xperia Ace III | Xperia XZ1 |
メーカー | SONY(ソニー) | SONY(ソニー) |
発売日 | 2022年6月10日 | 2017年11月10日 |
OS | Android 12 | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon 480 5G | Snapdragon 835 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
メインカメラ | 約1,300万画素 | 約1,920万画素 |
フロントカメラ | 約500万画素 | 約1,320万画素 |
バッテリー容量 | 約4,500mAh | 約2,700mAh |
画面解像度 | 1,496×720(HD+) | 1,920×1,080(フルHD) |
画面サイズ | 約5.5インチ(液晶) | 約5.2インチ(液晶) |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約140㎜×約69㎜×約8.9㎜ | 約148㎜×約73㎜×約7.4㎜ |
重さ | 約162g | 約156g |
色 | Y!mobile:ブラック / ブリックオレンジ / ブルー ドコモ:ブラック / グレー / ブリックオレンジ au・UQモバイル:グレー / ブルー | ブラック / ウォームシルバー / ムーンリットブルー / ヴィーナスピンク |
ネットワーク | 4G・5G(sub6) ※各キャリアでそれぞれの回線推奨 | 4G ※各モデル各キャリアネットワーク |
SIM | nanoSIM + eSIM (デュアルSIM対応) | nanoSIM |
その他 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水防塵:対応(IP68) microSD:対応(最大1TB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋 | おサイフケータイ(FeliCa):対応 防水(IPX5/IPX8)防塵(IP6X):対応 microSD:対応(最大256GB) ワイヤレス充電:非対応 イヤホンジャック:あり 生体認証:指紋 |
価格(税込) ※発売当時 | Y!mobile:31,680円(一括) ドコモ:34,408円(一括) au・UQモバイル:33,415円(一括) | ドコモ:86,184円(発売当時一括) au:90,720円(発売当時一括) ソフトバンク:93,120円(発売当時一括) |
コメント