2020年6月に発売された「Fire HD 8 Plus」。
対して、その約1年半前の2018年10月に発売された旧「Fire HD 8」。
「Fire HD 8 Plus」は、Fireタブレット初のワイヤレス充電対応や、初のメモリ3GB搭載と、なかなかインパクトがありましたね。
他には何が旧型から変わったのでしょうか?
今回は「Fire HD 8 Plus」(第10世代)と旧「Fire HD 8」(第8世代)の比較をします!
本体サイズは細長さがなくなり、サクサク動く!
目次
細長さがなくなった「Fire HD 8 Plus」
「Fire HD 8 Plus」と旧「Fire HD 8」には、本体の形に大きな差があります。
左が「Fire HD 8 Plus」、右が旧「Fire HD 8」です。
1枚目は縦向き撮影、2枚目は横向き撮影です。
「Fire HD 8 Plus」は旧「Fire HD 8」に比べて細長さがなくなりましたね。
縦向きで考えるなら、高さが低くなり幅が広くなりました。
さらに「Fire HD 8 Plus」は基本の向きが、縦向きから横向きに変わりました。
なのでカメラの位置も違いますね。
手に持ったときの感覚が変わった。
ちなみにボタンの配置も微妙に違います。
上が「Fire HD 8 Plus」、下が旧「Fire HD 8」です。
電源ボタンとイヤホンジャックの位置が入れ替わっていますね。
画面サイズ・アスペクト比は同じ
「Fire HD 8 Plus」は旧「Fire HD 8」に比べて細長さがなくなりましたが、実は画面サイズ・アスペクト比は同じです。
Kindleでマンガを読むとこのようになります。
※鬼滅の刃 第1巻
左が「Fire HD 8 Plus」、右が旧「Fire HD 8」です。
画面サイズ(8インチ)やアスペクト比(16:10)は全く変わっていませんね。
CPU&メモリ強化でサクサク動く!
約1年半も経過すれば、性能も上がるもの。
「Fire HD 8 Plus」は旧「Fire HD 8」に比べてサクサク動きます!
特にAmazonサービスが快適!
「Fire HD 8 Plus」はAmazonサービスアプリの読み込みが速くて使いやすくなっています!
FireタブレットはAmazon製なのに、なぜかAmazonサービスアプリの読み込みが遅かったりします。
アプリ自身の問題でしょうか。
「Kindle」、「Prime Video」、「Amazon Music」と・・・
旧「Fire HD 8」ではどのアプリも読み込みが遅く、画像の表示が異常に遅いことが多々ありました。
「Fire HD 8 Plus」は、アプリを開いたらすぐに読み込まれましたね。
画像も。
体感的には、「Fire HD 8 Plus」が3倍以上も読み込み速度が速いと感じました。
「Fire HD 8 Plus」では読み込みが速くなったので、Amazonサービスが特に使いやすくなった!
ただAmazonサービス以外のアプリでは変化が少なかったですね。
「YouTube」アプリは「Fire HD 8 Plus」が速いと感じましたが、「Silkブラウザ」のブラウジングでは、読み込み速度がほとんど変わりませんでした。
▼実際にアプリを起動した動画▼
スペック詳細比較
最後に「Fire HD 8 Plus」(第10世代)と旧「Fire HD 8」(第8世代)の性能を比較します。
参考として「Fire HD 8 Plus」の下位機種「Fire HD 8」(第10世代)も載せました。
機種名 | Fire HD 8 Plus(第10世代) | Fire HD 8(第8世代) | 参考:Fire HD 8(第10世代) |
OS | FireOS 7 (Android 9 ベース) | FireOS 6 (Android 7 ベース) | FireOS 7 (Android 9 ベース) |
CPU | クアッドコア2.0GHz | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア2.0GHz |
メモリ | 3GB | 1.5GB | 2GB |
ストレージ | 32GB / 64GB | 16GB / 32GB | 32GB / 64GB |
メインカメラ | 約200万画素 | 約200万画素 | 約200万画素 |
フロントカメラ | 約200万画素 | 約200万画素 | 約200万画素 |
バッテリー容量 | ※不明 | ※不明 | ※不明 |
画面解像度 | 1,280×800 | 1,280×800 | 1,280×800 |
画面サイズ | 8インチ | 8インチ | 8インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) | 約137㎜×約202㎜×約9.7㎜ | 約128㎜×約214㎜×約9.7㎜ | 約137㎜×約202㎜×約9.7㎜ |
重さ | 約355g | 約369g | 約355g |
色 | スレート | ブラック | ブラック / ブルー / ホワイト |
その他 | microSD対応(最大1TB) Type-C USB ワイヤレス充電 対応 | microSD対応(最大400GB) microUSB | microSD対応(最大1TB) Type-C USB |
価格 | 32GB:11,980円(税込) 64GB:13,980円(税込) | 16GB:8,980円(税込) 32GB:10,980円(税込) ※ともに販売終了 | 32GB:9,980円(税込) 64GB:11,980円(税込) |
※「Fire HD 8」(第8世代)の情報は、PCWatch様より引用。
CPU・メモリと処理性能面は確実に進化していますね。
ストレージも倍増しているところが嬉しいポイント。
画面サイズは同じなのに、重さは10g程度軽くなっていますので、少しだけコンパクトになっていることもわかります。
ちなみに「Fire HD 8 Plus」(第10世代)と下位機種の「Fire HD 8」(第10世代)の主な違いは、メモリとワイヤレス充電対応の有無ですね。
新旧「Fire HD 8」比較・まとめ
今回は「Fire HD 8 Plus」(第10世代)と旧「Fire HD 8」(第8世代)の比較をしました。
「Fire HD 8 Plus」は旧「Fire HD 8」に比べて、本体サイズの細長さがなくなりました。
またCPUとメモリが強化されていますので、Amazonサービスを中心に使いやすくなったように感じますね。
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