2017年に発売された「iPhoneX」に搭載されたことで話題となったスマホの「ノッチ」。
多くのスマホに採用され、現在のスマホ画面のスタンダードとなっています。
しかし、この「ノッチ」、否定派も多くいます。
理由はさまざまですが、最も多い意見は「ノッチが邪魔」ではないでしょうか。
・・・はい。自分が思っていることです。
( ̄▽ ̄;)
というわけで、「ノッチ」否定派の自分が「ノッチ」があるスマホを使ってみました。
「ノッチ」ありスマホも「ノッチ」なしスマホもほとんど変わらない!
目次
「ノッチ」とは
改めて「ノッチ」とは何か紹介します。
「ノッチ」とは、インカメラなどのために画面上に存在する「くぼみ」のことを指します。
下の写真は「LG G8X ThinQ」の画面上部です。
インカメラが画面に侵入していますね。
これが「ノッチ」です。
「ノッチ」は「iPhone」、「AQUOS R」、一部の「Galaxy」、Huaweiをはじめとする中国製スマートフォンなど、2020年現在は多くのスマートフォンに搭載されています。
対して「ノッチ」がないスマホ(以下、ノッチレススマホ)も、少ないながら存在します。
例えば「ZenFone6」。
下の写真は「ZenFone6」の画面上部です。
先程の「ノッチ」があるスマホと異なり、「ノッチレス」スマホには画面上部にインカメラの侵入がありません。
「ノッチレス」スマホは主に「Xperia」しかありません。
最後に「ノッチ」の亜種である「パンチホール」も紹介します。
例えば「Galaxy Note10+」。
「パンチホール」は画面上部にインカメラが埋め込まれています。
「ノッチ」はやめたい、でもインカメラをなくすことができないため生まれたのでしょう。
「ノッチ」と「ノッチレス」を比較
「ノッチ」があるスマホと「ノッチレス」スマホを4方向から比較してみます。
「ノッチ」は「デザイン」上、目立つ
左が「ノッチ」がある「LG G8X ThinQ」、右が「ノッチレス」の「ZenFone6」です。
デザインは「ノッチレス」の方がシンプルで美しいですね。
全体像を見ると、「ノッチ」は目立つ存在です。
「ブラウジング」はほぼ変わりなし
左が「ノッチ」がある「LG G8X ThinQ」、右が「ノッチレス」の「ZenFone6」です。
通知バーやステータスバー部分に「ノッチ」があります。
目立ちますが、ブラウジングするだけでは違和感がないように感じます。
「動画」は違和感全くなし
1枚目が「ノッチ」がある「LG G8X ThinQ」、2枚目が「ノッチレス」の「ZenFone6」です。
YouTubeなどの動画の多くは、映像の縦横サイズ比が16:9です。
「ノッチ」があるスマホの多くは画面アスペクト比が18:9など、横長(縦持ちにしたら縦長)になっています。
なので「ノッチ」部分は動画の映像外になります。
「ノッチ」があっても違和感が全くありません。
横向き「ゲーム」では目立つ「ノッチ」
・BanG Dream!(バンドリ!)
・SIMCITY BUILDIT
(シムシティ ビルドイット)
どちらとも1枚目が「ノッチ」がある「LG G8X ThinQ」、2枚目が「ノッチレス」の「ZenFone6」です。
ゲーム画面の場合は隅から隅まで見ることが多いので、初見ではポツンと出てくる「ノッチ」が気になってしまいます。
ただ基本的に操作部分には影響がありません。
なので慣れてしまうと違和感がなくなります。
ちなみに「ポケモンGO」など縦向きゲームの場合は、ほぼ違和感がありません。
「ブラウジング」の場合と同様に、通知バーやステータスバー部分に「ノッチ」があるためです。
こちらも1枚目が「ノッチ」がある「LG G8X ThinQ」、2枚目が「ノッチレス」の「ZenFone6」です。
「ノッチ」があっても気にならない!
「ノッチ」否定派だった自分が、4方向から「ノッチ」があるスマホと「ノッチレス」スマホを比較したところ、実際に使用する上ではほとんど変わりませんでした。
これには慣れもあるでしょう。
どうしてもデザインが気になってしまう、横向きゲームを多くプレイしていて慣れることがない場合は、「ノッチレス」スマホを使うしかありませんね。
ちなみに次の「iPhone12」(仮)では「ノッチレス」になる噂があります。
もし「ノッチレス」になった場合、他のスマホも次第に「ノッチレス」になっていくのでしょうか・・・
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