「AQUOS」シリーズの中でも人気なモデルが性能と価格のバランスが取れた「sense」シリーズ。
その最新モデルの一つ「AQUOS sense7 plus」を先日買いました。
ということで今回は、せっかくなので「AQUOS sense7 plus」のカメラはどのくらい進化したのか、昔の「AQUOS」で撮った写真と比較してみます。
鮮明さが全然違う!
特に夜景。
奥のボカしも良くなったので遠近感がわかる。
目次
4つの「AQUOS」で写真比較
今回使っている「AQUOS」シリーズは「AQUOS sense7 plus」の他に次の3つ。
※2015年12月発売
・AQUOS CRYSTAL (305SH)
※2014年8月発売
・AQUOS PHONE EX (SH-04E)
※2013年1月発売
「AQUOS sense7 plus」(発売日:2022年10月)を基準にすると、「AQUOS Xx2 mini」が約7年前、「AQUOS CRYSTAL」が約8年前、「AQUOS PHONE EX」が約9年前。
この頃の「AQUOS」は現在のような統一的な名称・ナンバリングではなく、携帯会社(キャリア)毎に異なった名称でしたね。
ドコモでは「ZETA」、auでは「SERIE」、ソフトバンクでは「Xx」の名称がよく使われていた印象です。
そのため微妙な違いはあれど、キャリアを跨いで同じような性能(兄弟機)だったこともしばしば。
iPhoneなどはっきりした名称と異なり、どれが最先端かもわかりにくいものでしたね。
この名称例からいくと、「AQUOS Xx2 mini(503SH)」は2015年当時のフラッグシップ機相当でしょう。
「AQUOS CRYSTAL」は少し特殊で、現在では当たり前の画面がベゼルレス(狭額縁)になっている最初期のスマートフォン。
発売当時は結構話題になったスマホです。
ただ処理性能面はあまり高くありません。
さらに昔は「AQUOS PHONE EX」のように「AQUOS PHONE」と名乗っていたりしましたね。
「AQUOS PHONE EX(SH-04E)」も2013年当時のフラッグシップ機相当でしょう。
・・・と、昔話はこのくらいにして、これらの「AQUOS」スマートフォンを持っている自分。
この頃に比べて今はどのくらい進化したのか、せっかくなので「AQUOS sense7 plus」とのカメラ比較をしてみますね。
自宅近所の公園の昼景・夜景などいくつか写真を撮ってみました。
※ブログ上に載せるために実際の写真より写真サイズを小さくしています。
そのため実際の写真とブログに載せてある写真は見え方が異なる場合があります。
※カメラの設定はデフォルトです。
sense7 plus と Xx2 mini
まずは「AQUOS sense7 plus」と「AQUOS Xx2 mini」のカメラ比較。
どの写真も左が「AQUOS sense7 plus」、右が「AQUOS Xx2 mini」となっています。
まずは昼景。
それぞれの最大ズームで中央部分を撮影するとこのようになりました。
「AQUOS sense7 plus」の倍率は8倍、「AQUOS Xx2 mini」の倍率数値は不明です。
花を撮るとこんな感じ。
夜景はこんな感じ。
室内を撮るとこんな感じ。
全体的に鮮明になった感じですね。
昼景は生憎の曇り空でしたが、空の状況もわかりやすくなりました。
花や室内など、少しでも奥にある部分はしっかりとボカすことができるようになり、遠近感も出ましたね。
特に変化が大きいものが夜景。
電灯の光源の白飛びがほとんどなくなり、全体的に明るくなって見やすくなりました。
ズームも見やすくなりましたね。
ただ「AQUOS sense7 plus」もまだまだ粗いズームです。
sense7 plus と CRYSTAL
続いて「AQUOS sense7 plus」と「AQUOS CRYSTAL」のカメラ比較。
どの写真も左が「AQUOS sense7 plus」、右が「AQUOS CRYSTAL」となっています。
まずは昼景。
中央部分をズーム撮影するとこのようになりました。
「AQUOS sense7 plus」の最大の8倍。
「AQUOS CRYSTAL」の場合は「AQUOS sense7 plus」と同じくらいの倍率になるレベルで撮影しています(倍率不明、最大にすると遥かに拡大されてしまうため)。
花を撮るとこんな感じ。
夜景はこんな感じ。
「AQUOS sense7 plus」は夜景モードを搭載。
当時としては珍しく、「AQUOS CRYSTAL」も夜景モードも搭載していますので、こちらは「夜景モード撮影」での比較になっています。
室内を撮るとこんな感じ。
まあ先述の「AQUOS Xx2 mini」と似たような結果・感想でしょうか。
やはり「AQUOS sense7 plus」は鮮明ですね。
しかし「AQUOS CRYSTAL」の夜景モードも、電灯光源の白飛びは激しいものの、意外とキレイな印象です。
その他感想を言うとしたら、「AQUOS CRYSTAL」のズームはボケボケですね・・・
ちなみに「AQUOS CRYSTAL」はカメラも少々特殊。
なんとmicroSDが挿入されていないと写真を撮ることができません
( ̄▽ ̄;)
・・・懐かしいですね、この感じ。
Androidスマートフォンが登場したばかりの2010年頃に多かった仕様です。
まさか2014年発売の「AQUOS CRYSTAL」も同じ仕様とは思っていませんでした。
sense7 plus と PHONE EX
最後は「AQUOS sense7 plus」と「AQUOS PHONE EX」のカメラ比較。
どの写真も左が「AQUOS sense7 plus」、右が「AQUOS PHONE EX」となっています。
まずは昼景。
中央部分をズーム撮影するとこのようになりました。
「AQUOS sense7 plus」の最大の8倍。
「AQUOS PHONE EX」の場合は「AQUOS sense7 plus」と同じくらいの倍率になるレベルで撮影しています(倍率不明、最大にすると遥かに拡大されてしまうため)。
花を撮るとこんな感じ。
夜景はこんな感じ。
室内を撮るとこんな感じ。
今までに比べて鮮明さが一段と違うように感じます。
「AQUOS sense7 plus」では全体的に色合いが濃くなった印象ですね。
カメラスペック比較
それぞれのカメラスペックを比較すると次の通り。
・約1,310万画素
・約810万画素
・約1,310万画素
「AQUOS sense7 plus」は画素数が大きく向上していますね。
「AQUOS Xx2 mini」・「AQUOS PHONE EX」と比べると約4倍。
「AQUOS CRYSTAL」と比べると約6倍も差があります。
キレイなのは当然ですね。
「AQUOS sense7 plus」はカメラレンズデザインからもわかるように、結構カメラに力を入れているモデル。
7年以上も経つとここまで進化するのですね。
▲圧倒的に目立つ「AQUOS sense7 plus」の巨大なカメラレンズ
また「AQUOS CRYSTAL」のズームがかなり粗く見えるのは、他よりも画素数が圧倒的に少ないからでしょう。
カメラ比較・まとめ
今回は「AQUOS sense7 plus」のカメラがどのくらい進化したのか、昔の「AQUOS」で撮った写真と比較しました。
比較した「AQUOS」シリーズは7~9年差がある3種類。
「AQUOS sense7 plus」は鮮明さが全然違いますね。
そして色合いも濃くなった印象です。
特に夜景は完全な別物。
「AQUOS sense7 plus」は電灯光源の白飛びが全くありませんし。
画素数は4~6倍まで向上していますので、「AQUOS sense7 plus」がキレイなのは当然かもしれません。
今のAQUOSのカメラはここまで進化しましたね。
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